申請 | 坂本龍~今夜は泡風呂ぐ~

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もう2月。


え、もう2月?


どう考えてもまだ1月14日くらいですよね。


2月な訳がない。
笑わせないで頂きたい。
そんなに体を張らなくてもいいんだよ、地球。 
とりあえず一旦止まって、
アクエリでも飲もう?




いやもうね、
納得出来ないんですよ。


歳をとると段々日々の体感速度が
早くなる的な定説は何度も耳にしてきましたが
そんな事は断固として認めたくないんですね。



これには深いロジックなどは無く、
ただ単に『嫌だから』。


なので時空に対しての
なんらかの異議申し立てを
するしかないという結論に至りました。

そういう申請とかって何処ですれば
いいのかな。


区役所?
とりあえずそういうのは区役所か。


申請といえば役所である。
役所に申請出来ないものはないのだ。
僕らはいつだって申請をしてきた。役所で。


申請と役所は密接な関係。
さながらピッコロと孫悟飯のような感じだ。





よし。実際に申請する時の事を
想像する。



〜区役所、着く〜




俺『すみません、ちょっと申請をしたくて...』


役員の人『えっと、何の申請でしょうか?』


俺『時空における実態の質量と体感のズレに対する異議申し立ての申請です。何か問題でも?』




役員『ははは... 。えっと、』




俺『紙をください。ハンコは持ってきました』 





役員『...えーっと(こういう時は通報か...?やばい前例が無さすぎてどうすれば良いか分からない...こいつの頭の沸き具合的にはいっそ救急車の方がいいかもな...)』










落ち着こう。
これはどう考えても奇行だ。
進撃の巨人の奇行種の方がまだまともである。




こんなトリッキーで革命的な申請は、
そもそもこの世には存在しないし
もし申請を出しても、通るはずがないのだ。


もしこの申請が通ったとするなら、
誰が通したんだ。



俺と同じ気持ちを抱いていた
文部科学省の官僚達か?



で、その申請が受理された途端、
時間の進みが遅くなるの?



怖いわ。




どんなシステムなんだ。
これだけ緻密に計算された
1秒という間隔が、
大阪に住む訳の分からない
1人の成人男性によって変わるって、
恐れ多いわ。

凄いを超えて気絶するほど怖いわ。





という事はもう、
この時の速さを、
受け入れるしかないというのか。



それもそれで、あまりにも酷である。
ぐーたらとした毎日を過ごしているのであれば
それは自己管理の欠如が因果関係として
合点が付くので腑に落ちる。


しかし俺は、俺様は
毎日自炊をして、死ぬほど音楽をし、
音楽理論を日々学び、
Netflixで
ヴァイオレットエヴァーガーデンを観たり、
Tverでテレビ千鳥を見たり、
たまに歯医者に行ったりと、
毎秒毎秒、これでもかと言う程
生というものを実感し、
とても充実をしているのである。



なので、この時の速さに
憤りを覚えるのは当然なのだ。




これだけ奇っ怪な文章を羅列しておいて
言いにくいんですが、


突然そんな事は
どうでも良くなってきたので、
一旦アクエリを飲みます。





さようなら。