冬と料理 | 坂本龍~今夜は泡風呂ぐ~

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冬が好きだ。



冬の朝の匂いが好きである。




どれだけ世情が濁り果てようが、
夕方に残酷なニュースが流れようとも、
冬の朝の匂いだけは、
いつだって澄み切っている。


まるで世界をリセットするかのように。



だから好きだ。





冬の服も好きだ。



冬服を着るのはウキウキする。
少しだけ背伸びしたアウターを
買って、外に出るあの感覚。



それで、スタバに行って
温かいカフェラテでもテイクアウトして
お洒落な曲を聴きながら
歩くのが好きだ。


自分が最高にイキってる瞬間である。



冬服を楽しんでいる人を見るのも好きだ。


なるほどね〜、その組み合わせいいね〜!

みたいな。



とかく、冬が好きだ。
冬の曲も好きだ。


冬の曲は良い。
アジカンの真冬のダンスとかね。


昔から、ずっと好きだ。





料理が好きだ。




休みの日、夕方くらいに
スーパーに行って
さて、何を作ろうかと考えながら
食品を見るあの時間が好きだ。




食材を焼くあの瞬間が好きだ。



徐々に姿形を変え、
なんとも人間が好む感じに
変わってゆくのである。


焼けばなんでも美味くなる。
もはや座右の銘である。




生活において知らずうちに、
料理をする事がストレス発散になっている。


最近はついに料理酒を購入した。
味の深みを追求し出したのだ。



上手く作れた時はもちろん、
上手く作れなかった時も好きだ。




生きてるんだと実感する。



機械的なものに慣れ過ぎたのか、
そういった微調整によるミスを愛せるのだ。



麻婆豆腐にチャレンジしたいけど
トーバンジャンやら
コチュジャンやら
革ジャンなどの必要な調味料が
多すぎていつも諦める。




革ジャンはなるべく着たい。










肉と白米を食い過ぎないようにしている。



では。