突然IQ300のクイズを出された話 | 坂本龍~今夜は泡風呂ぐ~

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音楽活動をする傍ら、
まだまだバイトをしないと
生計を立てられない駆け出し者なんですが
僕はいわゆる接客と呼ばれる
業種に属しておりまして、
あまりバイトとかのエピソード話を
書くのは自身のブランディングルールに
反するのですが、
まぁ、たまにはいいかと思いまして
筆を取った次第であります。


まず初めに、お客さんに
理不尽にキレられたとか、
揉めたとか、そういった類の話では
ありませんのでご安心を。


というか、全く大した話ではないので
そんなハードルを上げないでください。
いい加減にしてください。





深夜の退勤間際に、
アイスを3つ程持った
30代前半くらいの男の人が
レジに来たんです。

(主にスーパーカップ系)


そこでその男性(アイスマン)の
次に放った一言がまぁ
奇々怪界でありまして。






『袋だけで大丈夫です』






はて。



はて?



袋だけで、大丈夫だそうだ。



はいはい。なるほど。
袋だけで大丈夫なのね。







いやいや
どういうこと!?




それは一体全体、
どういった謎解きで?




まさかのゲリラクイズ発動に
このたった数秒間の間で
脳内細胞をフル活動させました。


この謎を解くには
総動員しないと
割りに合わないからです。




考察①



袋だけで大丈夫、と言うことは
このアイスマンはレジに来た瞬間に
突然アイスが全て要らなくなり、
袋だけが欲しくなった。


故に、店員に袋だけを求める形となった。





この線は相当薄い。
何故ならそんな奴は
気が狂っているから。




考察②


自分はこれまでバッグや
カバンなどは持たず、
今まで袋だけで結構なんでも
いれて持ち運んできた、
それで大丈夫な人間だ、と言う自己紹介を
初対面の店員に不器用な文章で行った。




この線も相当薄い。

それなら鞄を買って欲しいし、
初対面の俺にそんな屈強アピールを
されても困る。困ります。





さて、考察もたった2つで尽きたところ
ついにゲームオーバー、
あとはアワアワするだけの俺を見兼ねて
そのアイスマンは




『あ、スプーンは要らないって事です』




おい。
最初からそう言ってくれ。


次からは絶対に最初から
そう言ってくれ。



言葉で遊ぶな。
言葉を遊ばせるなお前は。



詩人かな?
吟遊詩人なのかな?





とまぁ、特に嫌な人ではなかったので
全く問題はないんですけど、
あまりに遠回しな発言は
違うところに着地して爆発する恐れが
あるので皆さんも気をつけてください。