「アメリカの文化とは?」と問われると、やはりまっ先に浮かぶのはコカ・コーラなのではないかといます。

アメリカに6年半も住んでいて、もうちょっと気の利いたことが言えないものかと考えるわけですが...

でも、アメリカ人ならば、それが例え世界有数の資産家であるビル・ゲイツであろうが、ウォーレン・バフェットであろうが(彼が1日何本もチェリーコークというおぞましい飲み物を飲むことは有名ですよね)教会の神父さんであろうが、道端のホームレスであろうがジャンキーであろうが、みんな大概がコカコーラ製品を飲むわけです。

このマス文化がアメリカの象徴で、貧富の差を超えてコカコーラがあり、ペプシがあり、靴になればナイキがあり、ジレットのカミソリがある。アメリカのブランドの凄さは、その守備範囲の広さだと思います。富裕層から知的教養層、末端の貧困層まで皆でスーパーボウルを楽しみにしますからね。

実に大衆的な文化。そんなアメリカ文化が私は好きなのですが。

もちろんその主流、メインストリームから分岐したサブカルチャーの多様さと深さもアメリカの特徴ではあるけれども、サブカルの世界の中にもダイエットコークやNBAファイナルは存在しているところがこの国の美しさかもしれないです。

北京やモスクワにマクドナルドができた時、ある意味で世界はアメリカ文化に征服されたのかもしれません。

文化というものが露出度と認知度であることを、アメリカ文化ほど徹底的に知らしめている文化は無いでしょう。

スティーブ・ジョブズも結局はiPhoneやiPad、Pixarでの成功が最も大きく評価されたわけで。

そんなアメリカ文化を考えながら、COMPANY?について思考を巡らせると...

やはり雑誌としての認知度と露出度をとにかく上げたい、というのがまず第一にあります。


コカコーラもジレットも、マクドナルドもナイキも、生活の中にも景色の中にも溶け込んだものであるから素晴らしいわけで...

我々のCOMPANY?もこの足利、そして拡大したエリアである太田市において、「風景の一部」となるような存在にしたいものです。

そうなることによって、私たちの雑誌を支えてくださっている広告主のみなさんや、読者のみなさんにとって、より有益なメディアになれると信じています。



さて、目指すはローカルで地域限定ながらもコカコーラに匹敵するようなブランド、と大風呂敷を広げたところで...

おやすみなさい♪