昨日の「差別化」の続きですが、
競争優位を生み出すためのマーケティングの基本は
「新鮮さ」「斬新さ」のPR、ではないかと思います。
携帯の世界では
数年前のau、そして今のソフトバンク、といった感じで
ドコモという官僚的なイメージを持つ「圧倒的強者」の排除のための
マーケティングが面白いですね。
ドコモの無策とも感じられる「新鮮さ」を打ち出せない体質が
客観的に見ていると恐ろしいですね。
やはり儲かっていて肥大化しすぎた企業は変化ができないのでしょうか。
最近ドコモが「生まれ変わる」宣言をし、
ロゴから何から刷新しましたが・・・
客観的に
何が新しくなったのか?
私にはよくわかりませんでした。
企業ブランドのあり方を考え直すー
これが新生ドコモの方針だそうです。
先ほど晩ごはんを食べながら、WBSの特集で見たのですが
勉強会で経営陣がWiiをやりながら
「どんなものがお客さんにうけるのか」を考えているそうです。
これを見て感じた事は
こんなことを取材で発表しているようでは
お客さんに「無策」をPRしているのも同然、ではないか
ということでしょうか。
研修をしないと
Wiiもリサーチできないのに・・
・・・・
まずはauやソフトバンクが
ドコモのどこに弱点を見出し、
つけいる隙を見つけたのか?
正にホテルでWiiに興じている
おじ(い?)さん達の姿こそ
「後発の新規参入」を許したポイントですよね。
若者向けの「ホワイト学割」を打ち出し、
孫さんの周りを若いモデルさんなんかで固めて
おじさん的古臭さを中和(?)したソフトバンク。
キャメロン・ディアスやブラッド・ピットのイメージも
利用したのもポイント高かったですよね。
これでもか!と仲間由紀恵を投入したauを研究した結果の
キャメロンでしょうしね。
ドコモのPR担当さんの戦略が何にあったかは不明ですが、
社長さんが1人で「新しい」と言っても
ビジュアルがあれではブラウン管から(液晶でも)
新しさ、感じられませんよね。
「異質」な要素がビジュアルであれ
テキストであれ
打ち出せないPRは
やるだけ無意味かもしれません。
ロゴを代えたタイミングで
本来ならば「新しさ」を打ち出さねばならないのに・・
外してしまってますね。
ドコモさんと取引がないから私も勝手な事言えますが(笑)
実はそんなドコモさんの「逆転の一打」
確かにありますね・・・
iPhoneがドコモから出れば・・
僕ももちろんドコモに乗り換えて買いますし、
ドコモさんが打ち出せない
「新しい」
イメージの提供になるでしょうね。
「予想外」「想定外」
「ありえない」
何かが無い限り、
新しい事をやったことにはならない。
それがポイントではないでしょうか。
そうでない限り
安易なブランドイメージ刷新は
プラスどころかマイナスになると思います。
ドコモは「老舗」カラーで
コカコーラのように構えるべきだったのではないでしょうか。
「焦り」をPRしてしまったような気がします。
メニューをしょっちゅう変更したり、値下げを敢行し続けるお店から
お客さんが遠のく、とよく言いますが、
まさにそんな気がしてなりません。
iPhoneが来ないと
ドコモは厳しそうですね・・