MSN産経ニュースのこんな記事を読みました:
小泉元首相 「大事ななんとかの風」 解散総選挙近し?
小泉元首相に関しては、政治家としてというより「マーケティング・PRの天才」として僕は評価しています。そしてその分野では卓越した才能を発揮している、と思っています。
政治的には単に国民は上手に踊らされただけのような気もしますが・・
個人的には特に応援はしなかったのですが、今あらためて思い起こすと感心させられます。
「人生いろいろ」
「聖域なき構造改革」
「痛みを伴う改革」
「自民党をぶっつぶす」 ・・・
言葉巧みに日本を操りましたね。
アメリカではケネディが有名でしたが、
「メディアで勝った」政治家として日本では希有な存在ですよね。
キャッチコピーそれぞれが素晴らしいので、コピーライターとしては正に超一流でしょう。
下記、記事からの引用ですが、これもなかなか鋭いコメントですね:
「首相のときに『大胆かつ柔軟に』という言葉をよく使ったが、今これが大事だ。強い者が生き残るとはかぎらない。政治家も政党も変化に対応できる者が生き残っていく」
このような感覚があったからこそ、
「小泉政権」、「小泉劇場」は成功したのでしょう。
ホリエモンまで踊らせたわけですから。
とりあえずその場だけでも時代を利用したのですよね。
そして常に「変化」を考えています。
嘘でも「変化に対応した」小泉さんは、善し悪しは別としても
「勝負師」であることに変わりはありません。
結局は政治家は「選挙に勝ってナンボ」の世界ですから、
選挙に勝てない政治家はやはりいくら何を騒いでもダメなわけです。
経営者も同様、というかそれ以上に
「変化に対応できる」資質が求められるのでしょう。
残念ながら政治家も経営者も結果が全て。
結果を出せない人間は、退場させられるということですからね。
さて、
変化に対応できる者が生き残っていく
僕もそれを肝に銘じて、
明日もまた変化の波に身をゆだねます♪