読書の暇が無いのが悲しい今日この頃でありますが、
昨年最も感心したのがこの本:
- Guy Kawasaki
- The Art Of The Start: The Time-Tested, Battle-Hardened Guide For Anyone Starting Anything
ガイ・カワサキといえばAppleのMacエヴァンジェリストとしてその名を轟かせた
知る人ぞ知るマーケティングのプロ兼ベンチャーキャピタリスト兼スピーカー兼
「プロブロガー」です。
The Art of the Startはいわゆるベンチャー起業家が起業時に考えるべきことを
「シリコンバレー風」にわかりやすく、明確に伝えてくれる本です。
「世界を変える」企業をつくるには!というノリでしょうか。
いわゆる日本のこの手の本の多くは
「小さい」尺度から書かれたものが多く、
「読むほどに夢を与えてくれる」ものが少ない気がします。
本来、理想や夢に制限はないのですが、
「まずは手堅く」という視点から起業をすることだけでは
夢に至るステップを放棄してしまいかねません。
「まずは平均点」という目標も大切ですが、
受験で言えば「日東駒専」を目指していると
「東大理III」には入れないんですよね。
AppleもGoogleも生んだ土地に流れる空気は
心を大きく広くさせてくれます。
そういえば昨年はスタンフォード大学で話も聞いたりできたんですね・・・
日本語版が無いのは残念ですが、
彼の本はすごく良いですよ~