もう7月も終わりですね。来週は足利の花火です。

 ちょっと話がそれますが・・

 「目標設定ができる人」であることが大切だと最近良く思います。

 明確なゴール、ビジョンをお持ちの方は、かなりの確率で成功されています。これはハウディーズの仕事を通じて様々な経営者の方々とお話をする中でいつも思うことです。

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 私のもう一つの顔、大学受験を目指す生徒の指導の中でも同様に、自らきちんとゴールのビジョンを持ち、そのビジョンから逆算した具体的な計画を立てられる生徒は、間違いなく自分の持てる力を発揮します。

 何をしたらいいのかわからない、ビジョンが持てない。そういう過程では事業はもちろん、受験などというレベルでも成果は出ないものです。

 逆に、不思議とゴールとビジョンが見えてもそれだけではダメで、大切な次の段階:

「何をするか」具体的なレベルに落とし込み、考える作業

 が必要になってきます。

 そうすると、一つのゴールに到達するまでに具体的に考えられる「するべきこと」「やりたいこと」は無数に出てきます。

 また、一つの「するべきこと」をすると、すぐに次の課題も生まれるものです。

 昨日は「ウルトラマン」願望を書きましたが、体力にも精神にも限界はあります。

ウルトラマン

 するとそこで生まれてくるのは課題のリスト化の必要性だけではなく、優先順位をつける必要性です。無数にある「すべきこと」「したいこと」の中から一つひとつ重要度の高いものからこなすためにです。

 スタッフにも生徒にも、最近は周囲のあらゆる人間に:

「何をすべきか」を考え、考えたら「優先順位は何か」考え、「行動」に移すように

 と言っています。だいぶ前にこの本を読んでから自分も意識して実践するようにしていることです↓

スティーブン・R. コヴィー, Stephen R. Covey, ジェームス・J. スキナー, 川西 茂
7つの習慣―成功には原則があった


 自分もそうですが、大概の人は

 ●何をすべきか考え
 ●すべきことが多くて混乱し
 ●悩み始めて何も手につかなくなる

 という悪循環に襲われるようです。

 とはいえ、混乱するくらいならまだ良い方で、「何をしていいかわからない」という人や生徒が多いのは事実です。そこは事業の目的や、自分の将来のイメージが描けていない段階だとは思いますが、抜け出して欲しい・・と願っています。

 ちょっと厳しいですが、「何をしていいかわからない」と言うのは「何も考えていない」か「考えが足りない」状況か、あるいは自己責任の回避でしょう。

 考えれば考えるほど、行動すればするほど「すべきこと」「したいこと」は出てきます。通常、どんな会社で働いても、どんな学校を受験するにせよ、きちんと真剣に事業と会社の目的を考えたり、勉強の課題を考えたりすれば、あまりの「すべきこと」の多さから、たまにパニックになるのが普通でしょう。

 さて、パニック状態で「悩み始めて何も手につかなくなる」ときに私が良くやることは「シンプル」に考えることです。大概のことはシンプルに考えればカンタンで、優先順位の高いものから始めて:

 ●とりあえず1つ何かやってみる

 ことが大切ですね。

 案ずるより生むが易し。ということでしょう。

スティーブン・R. コヴィー, レベッカ・R. メリル, A.ロジャー メリル, Stephen R. Covey, Rebecca R. Merrill, A.Roger Merrill, 宮崎 伸治
7つの習慣 最優先事項―「人生の選択」と時間の原則


 しかし、たまに私も「すべきこと」「したいこと」の山に押しつぶされそうになり、シンプルな発想と行動を忘れそうになることがあります。

 今週が実はそうでした。それでも「すべきこと」はこなしたものの、「したいこと」はあまりできませんでした。宿題も残しています。

 また来週、新たな気持ちで「目標」に向かい、「シンプルな発想」で落ち着いて頑張ります!