鯉のぼりのルーツ | Howdy from China !!

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香港からわずか1時間弱の都市・深センで発見&体験したヒト・モノ・コトをレポートします :-)
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今日は日本ではこどもの日ですね。
中国では毎年6月1日がこどもの日とされていて、端午の節句が男の子の節句となった日本と違うのです。

でもせっかくなので、こどもの日に因む鯉のぼりの話を。

鯉のぼりは子供の成長と健康、立身出世を願って、男の子がいる家庭で飾っているようですが、そもそも何故鯉なのでしょう?
鯉は、中国ではとても縁起の良い魚で金運を象徴する魚でもあり、出世魚としても名高いですね。

中国の故事に「登竜門」という、黄河の東側にあった竜門山に流れる急流に鯉が飛び跳ねながらのぼり、のぼりきって龍に変身したという話があります。これが後に、立身出世の関門のことを登竜門と称するようになった由縁とも言われています。


登竜門の鯉を象ったような半龍半魚の像、比鰲魚↓
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中国版鯉のぼり⁈

鯉には他にも、孔子の奥様が男の子を出産した際に、吉祥の象徴である鯉をお祝いに贈られられたことに因んで、息子に鯉と名付けたなど、鯉と男の子には深い関係がありそうです。


この比鰲魚、香港の鎮海楼公園にある彫像ですが、この比鰲魚の口にコインを投げ、見事入ると、その人は出世したり成功するとか、一生お金に困らないと言われているそうですょ⁈
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