超高層ビルが密集する香港。
香港ならではの風景ですね。
国際都市として名高い香港において、ビル建設の現場で使われている道具が、いまだ"竹"であることにオドロキです。
器用に組まれています!
芸術性を感じる…
ちなみにこの足場を組む職人さんは、国が認定する機関で教育を受けた資格保持者でないとできないそうです。
竹といえば、竹は根が網の目のように広く地下を這って地面を押さえつけているから、大地震の時は竹林に逃げると良い、なんて学校の先生に教わった記憶があります。根っこは大地を守り、タケノコは美味しく、それが成長すれば高層ビルの足場にもなる…余すところなく大活躍の自然素材ですね。
お隣深圳でも建築現場の足場は鉄パイプが主流の近代建築の現場において、香港が昔ながらの竹を頑固に使い続けているのは、湿気の多い香港でも、竹なら錆びることなく、軽くて丈夫な上に適度な"しなり"が台風などの衝撃を吸収する柔軟性を併せ持つからなのだそうですょ。
それにしても、大都市にあってこの光景は不思議。
うゎ、なんとも心許ない…