ここは深圳、陸路の玄関口・羅湖(罗湖)口岸と鉄道が走る深圳駅(深圳火车站)前にあるバスターミナル↓

隣にある商業城内のバスターミナルは長距離向けのコーチステーションとなっており、一方こちらは深圳市内を縦横無尽に走る市バスの停留所となっています。
ここから深圳各地へ向かって走り出します♪

もちろんタクシーも便利ですが、座席の高いバスの方が街の様子が見晴らし良く見え、遠足気分になれます♪
外国のバスとなると治安面で気になるところですが、中国各地のバス会社の中でも、深圳のバスは評価が高いというアンケート調査もあり、深圳で怖い目にあった事はないですね。むしろタクシーの方が、荒い運転でヒヤヒヤする事が多いです(笑)
もちろんバスでも何でも、中心地&郊外問わず身の廻りは注意するのが前提です。
さて、深圳観光にうってつけの市バス。
今回は観光客が1番多いココ羅湖の火车站停留所から、乗り方をガイドしたいと思います♪
先ずは行き先確認↓

バスターミナル周辺にこのようなブルーの路線案内板があるので、目的地を探して下さい。
WiFiに繋がっていない状況でもルート確認できるので重宝しますょ。
今回は387路に乗ってみることにします。

深圳のバス路線案内板の見方を説明しますと、バス停名の上にあるグリーンのマークは、付近に地下鉄駅があるという意味の深圳メトロのマークであり、また各バス停の下には、そのバス停がある道路の名前、黄色い線上にあるのは次の停車駅と運行時間が表示されています↓

案内版の進行方向は全て左から右です。
ここは出発地点のターミナルなので違和感は無いですが、中国の車道は右側車線を走行するため道路に面した案内版の場合、一瞬戸惑います。
そのため途中のバス停から乗る際は、次の停車駅は赤文字表記の駅(自分がいるバス停)の右隣になるという事を覚えておけば、反対方向のバスに乗ってしまうミスを防げますね。
さぁ、387路のバス乗り場を探しましょう!

今いる所から一番奥にありました。
このように各方面行きの路線番号がある所に並びます↓

387路は商業城の前を通って、

この先です↓

ありました!↓

2台同じ路線バスが並んでいますが、フロントガラスにある白いカードに表示された行き先が、右は罗湖火车站、左は目的地の終点・小梅沙とあるので、右は着いたばかりのバス、先に出発するのは左のバスです。
バスの乗車口は本来、2つあるドアのうち運転席側から乗車するのがルールの様ですが、順番に並ぶというシンプルな概念がまだ定着しきれていない深圳では、開いたドアはどこからでも、降りる人がいようが構わず乗車する人が散見されます。。
また日本と違って手を挙げなくても必ず停車してくれます。何故なら車内に「次、停まります」とお知らせするブザーが無いのです。バスは降りる人がいようがいまいが、必ず各バス停で一時停車する決まりのようです。
さて、始発駅から終点の小梅沙までの乗車賃は6元。
中に入ると車掌さんが回って来るので、行き先を告げて現金または深圳通(交通系ICカード)で乗車賃を支払います。
ちなみに行き先名の発音が通じなくても、先程ご紹介したバス路線検索アプリで表示させたバス停名を指差せば大丈夫!

深圳通で支払っている様子↑
車掌さんが差し出すバーコードリーダーの様なものに深圳通をかざし、"ピッ"と鳴ればOKです。
今では殆どの人が深圳通でチケットレスのバス乗車ですが、現金払いの人もたまにいるので、車掌さんは常にリーダーとチケットの束をこんな↓感じで持っています。

こちらは昔まだ深圳通を持っていなかった時に現金で乗った時のチケット↓

乗車券というより領収証かな?
短い路線など運賃が一律のバスは、車掌さんがいない代わりに乗車口にあるコチラのリーダーに深圳通をかざします↓

※お釣りは出ないのでお気をつけ下さい
日本のバスとの違いは、ツルツルで硬い材質のシートなのと、車内でテレビ番組が視られる事。

車内アナウンスも、普通話に加えて広東語、さらに英語でも駅名が流れ、外国人に対する配慮を感じます。
地下鉄も同様なので、発音や聞き取りが難しい中国語を駆使する程のレベルにない私は、1人で行動する際はほぼ地下鉄&バスのヘビーユーザーです(笑)
深圳バス路線検索サイト→ http://m.8684.cn/shenzhen_bus
深圳市内の主な観光&商業施設の路線紹介
→ www.szbus.com.cn/bustravel.html
