俏江南(で上海蟹の巻) | Howdy from China !!

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香港からわずか1時間弱の都市・深センで発見&体験したヒト・モノ・コトをレポートします :-)
☆香港情報もありますよ☆

やって来ましたこの季節!
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大閘蟹、日本では通称・上海蟹ですね。
(以前にご紹介した大閘蟹についての記事はコチラ)

すでに9月に入ってこの蟹が店頭を賑わせていましたが、昨年失敗した雄と雌の両方を同時に食べ比べたく、この貴重な1週間を心待ちにしておりました(笑)

訪れたのはこのお店↓
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俏江南(Qiao JiangNan)、英名・South Beauty。
俏とは中国語で、洒落ているとか垢抜けているという意味があるそうです。

実はもっと手軽に大閘蟹を味わえ、且つ大閘蟹の本場である浙江省系のお店(杭州料理や江浙料理)を探していたのですが、大閘蟹の看板が目に入って思わず飛び込んだこのレストランは四川料理のお店でした(笑)
(ちなみに昨年は潮州料理…)

まだ開業して3年程のKK100内にあり、店内もとても綺麗。
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残念ながら、大陸における食器は消耗品なのか、気取ったお店でも器を愛でるという体験はなかなかできません。
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欠けてないだけいいか(笑)

さて、肝心の大閘蟹ですが、受付のお姉さんに確認した通り、ちゃんと雌(母)と雄(公)がありました。
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重量によって値段が多少違うので、予算を告げてそれに適う蟹を用意してもらいました。

店員さんが実際に調理する蟹を確認のために持って来てくれます↓
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生きてますが、紐で縛られているのでおとなしいです。

さて、ここ俏江南は深圳にある飲食店では珍しく、各地の食材や季節折々の料理にこだわりがあるようで、こんな冊子を作っていました↓
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中を見ると、この↓ように24節気それぞれに推奨する料理が紹介されています。
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食で養生する中国ならではの文化が体験できるレストランのようです。

メニューはびっくりドンキー並みに大きい…
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時価ばかり!
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香港のドラゴンシールで感動したバンブーフィッシュ(笋殻魚/Marble Goby)もありました!


‼︎ …
一瞬、風の谷のナウシカに出てくるオームかと思いましたが海鼠です。。
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中国でのお刺身の定番はサーモンですね。

燕の巣もあります↓
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その他諸々高級食材が揃っております。
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四川料理とはいえ、焼魚やステーキまで幅広く対応してますね。
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ソースにトリュフも!

時価や高価なメニューばかりかと思いきや、お手頃なメニューもあるので意外に敷居は高くなさそうです。
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お豆腐に色々なソースをかけていただく料理でしょうか…美味しそう~↓
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深圳ではあまり見ないおこげもここはありました。
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麺は10元のものも…価格差の激しいお店です。
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スイーツも洒落てますね。
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薔薇を象った花巻↓
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さてさて、先程の大閘蟹が蒸し上がりましたー。

じゃんっ
左が公(雄)で右が母(雌)です♪
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菊の花弁?が散ってます。
香りが強い訳ではないので、季節感を演出しているのでしょうか。
(中国には菊の花が咲く頃に蟹の食べ頃を迎えるという菊黄蟹肥」という言葉があるんです)

今回の大閘蟹は王道の陽澄湖産。
シリアルナンバーが刻印された証明のタグが付いてます↓
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ところで中国では蟹を食べる際の八つ道具・蟹八件というものがあるんですよ。
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専門店では今でも使われているのでしょうか、このお店でもそうですが、最近はハサミと左端の蟹針しか使わず、蟹盆や蟹椀などその他はモダンな食器に代わってしまってますね。

カニカニと騒いでおきながら、自分で捌けないので、ミソが現れるまでひたすら待つこと数分…

うわぁ♪
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まったりねっとりと美味!
母(雌)の内子はホックリしています。
塩漬けにしてご飯にふりかけて食べてみたい♪

食べ比べてみると、自分の好みは蟹味噌がより濃厚な公(雄)でした。

蟹の身以外は蟹酢を付けずにそのままいただく方が、味噌の味が存分に楽しめる気がします。

食べ終わっても、店員さんは他のお皿は下げて行くのに、殻だけになった蟹は一瞥して置いていきます。
身が少ない大閘蟹でも、苦心して蟹針で身をかき取りキレイに平らげたはずなんですけど、まだ食べられる所があったのかな…中国人の食べ方はどんな風なんでしょう?


さて、大閘蟹以外の料理もなかなか美味でした。

こちらは松茸など5種のキノコのスープ↓
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中国のレストランとは思えない程上品な味!これで68元はお得かも?

しかしながら、写真では松茸がゴロゴロ入っていたのに、実際は一切れ…
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これまた写真とかなりギャップのある四川風ピクルス⁈
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鶏の脚に鶏冠も酢漬けになってる…

中華料理では定番の木耳のサラダ、こちらのお店には胡桃が入ってます↓
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美肌メニューですね♪

こちらはオレンジピールが入った豚肉の炒め物↓
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見た目にオレンジの存在感は全くありませんが、食べるとオレンジが強く主張してとても美味しかったです。

四季豆と挽肉の炒め物↓
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山椒が効いていてご飯が欲しくなります♪

そして四川と言えば外せない麻婆豆腐↓
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こちらの麻婆豆腐は日本の四川飯店のそれに近い味でした!


他にも気になる料理がいくつかあったので、リピートしたいお店です♪



【俏江南/SOUTH BEAUTY】
アドレス:深圳市羅湖区深南東路5016号 京基百納空間购物中心3楼(KKモール3F)
アクセス:地下鉄「大劇院」駅B出口直結
営業時間:10:00-22:00
平均単価(夜):300RMB
URL→ www.southbeautygroup.com