CRHで広州へ | Howdy from China !!

Howdy from China !!

香港からわずか1時間弱の都市・深センで発見&体験したヒト・モノ・コトをレポートします :-)
☆香港情報もありますよ☆

なかなか行く機会のなかったお隣の大都市、広州(Guangzhou)へ行ってきました。


中国高速鉄道、CRH(China Railway High-speed) 和諧号で♪
{F1086FAE-D529-46B4-8EB8-CD1F8FF63958:01}
ちなみに「和諧」とは、調和という意味だそうです。


出発地は深圳火車(HuoChe=汽車)駅↓
{2AEFF045-1F13-4EDE-85A9-25EB08AB275A:01}
羅湖口岸の目の前にある鉄道駅です。

和諧号の切符売場は右へ、とあります↓
{30A1A32F-1E02-47D5-9972-AE2C61A636D6:01}
まっすぐ行くと香港に入境する口岸(イミグレ)、2Fはケンタッキーフライドチキン(肯徳基)があります。

切符販売機↓
{291CF06F-5587-4887-A3ED-4A2B3E5C6D17:01}

実はこの券売機、専用のIDが必要になっており、外国人は購入できません。。
{63BB50F5-0851-4C79-BF83-386941B85BBB:01}
ちなみに右の画面にある「无座(無座)」とは、1, 2等席が取れなかった時に発券される立ち席だそうです。
日本の自由席に近い感覚で、キャンセルや途中下車などで空席ができた時には座って良いそうですょ。
中国では当日のキャンセルが多いらしく、始発駅でない所からの乗車の際は重宝するようです。ただし春節や国慶節の大型連休時は国内民族大移動が一斉に起きるので、無座でさえ獲得するのは難しいと思います。

ちなみに、本日から鉄道切符のキャンセル料に関する新しい制度が開始されるそうですので、出張などでよく利用される方はこちらをご参照下さい ☞ http://news.xinhuanet.com/ziliao/2013-08/27/c_125253583.htm
※切符のキャンセルは退票(TuiPiao)と言います

キャンセル料を段階的に釣り上げ、当日のキャンセルに歯止めをかける施策の様ですが、当日であっても"変更"であれば手数料がかからない為、一旦48時間以降の列車に変更後、最小限の手数料である5%期間内でキャンセルする…という盲点もあるようです。。
当然こちらについても新たな対策が打たれると思うので、そのうち列車の変更も手数料がかかってしまうかもしれませんね。


さて、外国人は券売機を通り過ぎ、有人の切符売場へ。
{52FC97B6-6791-497E-B85B-983E1A2DDC90:01}
有人の切符売場はこの↑荷物検査を通った先に…

あります↓
{2444A1A1-0246-4FE7-BA55-F43B48A4FA81:01}

外国人はパスポートを提示します。
{39F79EB8-9B4E-4FC4-BF8B-44E1BDC7375A:01}
なので国内の移動と言えど、パスポートはお忘れなく。
そもそも、外国人は常にパスポートを携帯していないと罰せられてしまうのだとか!

無事切符を購入していざ!
{D3266926-35A2-47F4-9F8B-E7FDA0D67A45:01}

改札を越えてもすぐプラットフォームに行けるわけではなく、自分が乗車する列車の発車直前まではこの待合所で待機です。
{74CAB326-C623-4C35-B395-2C18E2E4E397:01}

発車案内↓
{3E0744F7-58ED-4C42-A671-EB02CE5340E2:01}
今は一番上のD7136の和解号のボーディングタイムで、今回乗車するD7126はまだ待機です↑

出発時刻の10分前になるとゲートに人が集まってきました。
画面に大きくD7126と表示されているのでそろそろ乗車時間のようです↓
{9F312EE6-5D48-459F-A752-2CBBFB0BA5DA:01}
朝早いせいか、駅員も欠伸(笑)↑

皆さん、広州へは何しに行くのかな…
{C89AA7A6-A1D9-4672-B17F-CFB1A45AA454:01}
スーツを着たビジネスパーソン風な人は皆無です。

プラットフォームに出ました。
{CA4F6606-08C4-416D-90D2-9A8330BC93FB:01}

CRH、和解号!
{E43E9FB3-D22B-4FD1-875B-4248B3C38402:01}
このCRHはドイツの鉄道会社との提携で生産された1型という車種で、主に広州と深圳を結ぶ路線で走っているそうです。


あ、和解号アテンダントさんだ♪
{F3C14D25-356F-49FE-AFE1-0502FB670CB3:01}

食堂もあります↓
{D7B2F775-79D0-480C-B6E8-E5F208632234:01}

今回購入したのは1等車両の席、99.5RMB。
1等だからと言っておしぼりが配られる訳ではなく、雰囲気は日本の新幹線の普通席と変わりないですね。
{19124272-DC1E-4A13-AE30-E185302D32FA:01}
ちなみに2等車両は同じシートで、片側が3列になっています。

シートが回転するか試しましたが固定でした。
でも何故か一部だけお見合いシートが↓
{33CFC123-7B2C-4BC2-9FFC-555DDC59CECF:01}

初めて乗る車両は興味津々!
色々眺めてしまいます。
{C9E2714A-D4E2-40E8-9EDE-2C222C2DC0FD:01}

航空機内でもそうなのですが、他にする事が無い時など時間を持て余してしまうので、結構備え付けの雑誌はじっくり眺めてしまいますね。
普段飛ばしてしまう広告ページもまじまじ見てしまう…対象によっては、一般の雑誌広告より絶大な訴求効果があると思います。
{CA465892-A801-4252-8064-57DBB5B608BF:01}
なんて事を考えながら嬉々として撮影していたら、お隣の女性が「お上りさんの初乗車だ…」と思ったのか(その通りですけど)、通路側だった私の席とご自身の窓際の席を交換してくれました!


というわけで、"広深線の車窓から"をお送り致します♪

定刻通り7:10に出発してすぐ、進行方向左手に見えたのが羅湖エリアの中心部。
{4B1F7201-A424-49D2-AFA2-21C0EB9C3250:01}
左画像の奥にはうっすらとショッピングモール万象城(MixC)、右画像は深圳イチの高さを誇るKK100とその手前に地王大厦が見えます↑

暫くすると、ミールの注文を取りに食堂スタッフがやってきました。

コチラはメニューの一例↓
{42E0ADF2-780E-421B-84FE-3E943F2821CA:01}
他にももっと品数があるのですが、撮影NGとの事でココまで。。

頼んでみたのはコチラ↓
肉まんと肉団子スープのセット。
{97050EF7-BBB7-4CA8-AA9E-86DEE302DFC0:01}
これから食の都・広州へ行くというのに欲張ってしまいました…何せ初乗車なので♪

お味はなかなか美味しかったですょ。
でも結構濃い味付けでした。
{043F1D20-87D7-4CDA-8405-82BFEACA79E9:01}

{4CC0F266-79B1-46CF-AE89-739E3B62BCA6:01}

さて、食事をしながら外を見ると、このような景色になっていました↓
{E494ECF0-291E-4FCB-A21C-0F105A036190:01}

都心部では見ない風景です。
{D74375E9-748F-4117-8480-CC0159633BB8:01}

{A240D489-189A-436A-B9C1-44939D04F2C4:01}

7:30頃。児童が登校中~。
{2EF0CDC7-1E24-4A74-95DA-7C6C2B5A5A46:01}

発車して20分を過ぎたあたりから、この様な工場地帯が続きます↓
{2A1AF858-2994-4A28-BA15-8CCFBE9DA520:01}

中国の河川独特の色ですね。
{B3CDD2B4-AEB5-47BA-980C-1C59E794F80E:01}

さらに郊外へ…
{8F0DF265-B1E0-46DE-9B73-E61C84D95901:01}

さらにさらに北上すると、都心部では見ない一軒家が!
{86EFEE03-B993-4A66-84E4-4D81D123CC7E:01}
長閑な田園風景ですね。

さて、到着時間近くなってくると、ゴミ回収のスタッフがやってくるので、ゴミは座席に残さずこの時捨てます。
{29267FF2-BFDC-47DB-A2E7-A9989E0082C6:01}
画像の上に見える電光バナーには、速度が152km/hとなっていますが、この日の最高速度は170km/h程でした。

田園を過ぎ、またちらほら工場が増え、そして高層マンションが見え始めてきたのでもうすぐ到着です。
{9BCE59D5-4FCC-4FF6-B488-28CF536E6D92:01}

広州も人々の住まいは香港や深圳と変わらないですね。
{23271D98-71AC-465F-A9DA-733CE99077B8:01}

いよいよ目的地、広州東駅へ!
{50496F67-EE9E-41BA-994D-6A6A908C46ED:01}

英語と中国語が重なってますが…
{85DC9E24-552C-44D3-BEED-7B3682C0BA5F:01}

到着!
途中3駅で停車して約1時間20分の旅でした♪
{52909C08-090E-4F89-B48F-F246CEDA5FDF:01}

ホームがひろーい!
やはり民族大移動対策でしょうか…
{04B2D8B3-D790-4977-9419-F114DDA2DA6E:01}

今回は広州東駅で降りましたが、広州駅にも停まります。

ここからの移動は地下鉄で。
{ECB8D105-BD17-4DC0-B386-520D247EA077:01}
この続きは次回にて。


今回は深圳と広州を結ぶ広深線の旅でしたが、つい先日深圳と厦門(アモイ)を結ぶ路線が来春に開通するという発表がありました ☞ http://jt.sz.bendibao.com/news/2013828/559157.htm

これによると、厦門から先の路線と接続して、深圳から上海の手前、杭州まで全長約1600kmが10時間で結ばれるそうです。
上海まで飛行機なら2時間程で行けてしまいますが、この東南沿海線の車窓から東シナ海を眺める旅も、いつかしてみたいものです!


☆中国国内高速鉄道路線図
→ http://ja.wikipedia.org/wiki/中華人民共和国の高速鉄道
☆広深線路線図
→ http://ja.wikipedia.org/wiki/広深線
☆広深線時刻表
→ http://www.gsrc.com/en/doc/2013-07-04-16-53-59.xls
☆広州鉄路公司
→ http://www.gzrailway.com.cn/