深圳のDVDショップで見つけたドラマシリーズ↓
ストレンジャーズ6(中国では「六個陌生人(LiuGe MoShengRen)」)
日中韓合作だそうです。
昨年WOWOWで放映されたようなので、既にご存知の方も多いのかもしれませんが、今回は視聴済みの方にも視点を変えた楽しみ方をご提案したいと思います♪
実はこのドラマ、当初、唐沢寿明さんが出演しているなら面白いのかな…というきっかけで視聴してみたところ、驚く事にココ深圳がロケ地になっていたではありませんか!
中国の架空の都市を中心に展開するのですが、その架空の都市「海湾(HAIWAN)」がまさに深圳なのです!
海湾の指す所は本来、遼寧省・大連市の辺り…
さて実際にこのドラマの舞台となった深圳の、どんなロケーションが使われているかと言いますと、深圳のビジネス中心地である福田区がメインなのですが、大胆にも深圳市のシンボルであり役所機能を持つ「市民中心」や、その前にある「市民中心広場」がドラマの核となる基地として登場します。
その他にも、「東門」や「油画村」に「深圳宝安国際空港」、まず観光客が訪れる事はないであろう地元民の生活の場「崗厦村」など、深圳マニアには嬉しいスポットが沢山登場するのです。
経済特区として都市計画が急速に進み、未だ開発の手を緩めない深圳市にとって、アジアに向けた絶好のアピールになるからでしょうか、もしくは相応な場所貸し料金が提示されたのか、かなり大規模な撮影にもかかわらず、それでも深圳市が全面的協力だった事は想像に難くありません。
確かに深圳にはメトロポリタンな風景やオールドタウンが街に混在し、アクセス至近の所に広大な土地や廃虚もあり、整備された広い道路を封鎖するのも東京よりはるかに簡単なのかもしれないですね。
日本の制作会社の皆さま、深圳は映画・ドラマの撮影地としてオススメですょ♪
ところで肝心のストーリーは、ある重要任務のために集められた日中韓3カ国の男女6人が、アジア存亡の危機と、それを救う極秘プロジェクトを妨害しようとする組織に、国籍や価値観の違いにより時に衝突しあいながらも、命を懸けて戦うサスペンス・スリラー・アクション、という感じです。
テーマ曲を布袋寅泰さんが手がけていて、毎回各話の始まりと共に期待を煽る非常にクールな曲なのもウリです。
ドラマ自体はアメリカの「24」っぽく次々とテロリスティックな悪党が登場し、夫婦や親子、恋人を絡めた危機や組織の裏切りなどが迫るのですが、そんなスリリングな展開においても、潤沢な予算で制作されたアメリカのTVシリーズに見慣れた人を襲うチープ感は否めません。
例えば爆発シーンは30年前の特撮モノかと思うような映像処理で、閃光と煙幕の後に焦げ跡の影も形もないという場面がいくつかあり、私にとっては爆笑シーンとなっています。
しかも海湾という都市の設定であるにもかかわらず、空港のシーンでは2011年に深圳で開催された学生のオリンピック、ユニバーシアードのマークが見切れていたり、劇中で使われているトラックに堂々と「広東省深圳」の文字が映り込んでしまっているのです。。
がしかし、言語や慣習、価値観の違う日中韓での合作の事、ここはその辺りの事情を鑑みながら、逆に楽しんでいただければ幸いです。
私はこのドラマの中に出てくる重要アイテム、"最新テクノロジーを搭載した「自動音声通訳機」" が本当に近い将来実現化してくれないかと切に願って止みません!
(ちなみに、視力もいつか点眼液で治る日が来ることに淡い期待を抱いています…)
また劇中でシリアスなシーンの多い唐沢さんも、むしろそんな状況を密かにパロディにして楽しんでいるのではないかと思うくらい、唐沢氏の真に迫る眼力の中に遊びを感じ、自身の意識と感情表現を解離させた素晴らしい演技も見所の1つです。
あと、オ・ジホさんという韓国の俳優さんは、恐らく韓流好きの方々のツボにハマるイケメンではないでしょうか。
個人的には北村一輝さんのピッチピチなドレスシャツ姿が気になりました…
小道具にしろ衣装にしろ、クオリティコントローラーの存在は必要不可欠だと、素人ながら痛感する次第であります。。
あらゆる意味で見所満載のこのドラマ、全15話となっていますが、最終話は続編を匂わす終わり方です。いや、むしろ続編がなかったらおかしい終わり方なのです。。
きっとその辺も日中韓で揉め事があったのかもしれませんね…
いずれにせよ、この先のTV業界において試金石となり得るドラマであるはずなので、"Strangers 6"要チェックですょ。
唐沢さんはチャレンジャー!
ストレンジャーズ6(中国では「六個陌生人(LiuGe MoShengRen)」)
日中韓合作だそうです。
昨年WOWOWで放映されたようなので、既にご存知の方も多いのかもしれませんが、今回は視聴済みの方にも視点を変えた楽しみ方をご提案したいと思います♪
実はこのドラマ、当初、唐沢寿明さんが出演しているなら面白いのかな…というきっかけで視聴してみたところ、驚く事にココ深圳がロケ地になっていたではありませんか!
中国の架空の都市を中心に展開するのですが、その架空の都市「海湾(HAIWAN)」がまさに深圳なのです!
海湾の指す所は本来、遼寧省・大連市の辺り…
さて実際にこのドラマの舞台となった深圳の、どんなロケーションが使われているかと言いますと、深圳のビジネス中心地である福田区がメインなのですが、大胆にも深圳市のシンボルであり役所機能を持つ「市民中心」や、その前にある「市民中心広場」がドラマの核となる基地として登場します。
その他にも、「東門」や「油画村」に「深圳宝安国際空港」、まず観光客が訪れる事はないであろう地元民の生活の場「崗厦村」など、深圳マニアには嬉しいスポットが沢山登場するのです。
経済特区として都市計画が急速に進み、未だ開発の手を緩めない深圳市にとって、アジアに向けた絶好のアピールになるからでしょうか、もしくは相応な場所貸し料金が提示されたのか、かなり大規模な撮影にもかかわらず、それでも深圳市が全面的協力だった事は想像に難くありません。
確かに深圳にはメトロポリタンな風景やオールドタウンが街に混在し、アクセス至近の所に広大な土地や廃虚もあり、整備された広い道路を封鎖するのも東京よりはるかに簡単なのかもしれないですね。
日本の制作会社の皆さま、深圳は映画・ドラマの撮影地としてオススメですょ♪
ところで肝心のストーリーは、ある重要任務のために集められた日中韓3カ国の男女6人が、アジア存亡の危機と、それを救う極秘プロジェクトを妨害しようとする組織に、国籍や価値観の違いにより時に衝突しあいながらも、命を懸けて戦うサスペンス・スリラー・アクション、という感じです。
テーマ曲を布袋寅泰さんが手がけていて、毎回各話の始まりと共に期待を煽る非常にクールな曲なのもウリです。
ドラマ自体はアメリカの「24」っぽく次々とテロリスティックな悪党が登場し、夫婦や親子、恋人を絡めた危機や組織の裏切りなどが迫るのですが、そんなスリリングな展開においても、潤沢な予算で制作されたアメリカのTVシリーズに見慣れた人を襲うチープ感は否めません。
例えば爆発シーンは30年前の特撮モノかと思うような映像処理で、閃光と煙幕の後に焦げ跡の影も形もないという場面がいくつかあり、私にとっては爆笑シーンとなっています。
しかも海湾という都市の設定であるにもかかわらず、空港のシーンでは2011年に深圳で開催された学生のオリンピック、ユニバーシアードのマークが見切れていたり、劇中で使われているトラックに堂々と「広東省深圳」の文字が映り込んでしまっているのです。。
がしかし、言語や慣習、価値観の違う日中韓での合作の事、ここはその辺りの事情を鑑みながら、逆に楽しんでいただければ幸いです。
私はこのドラマの中に出てくる重要アイテム、"最新テクノロジーを搭載した「自動音声通訳機」" が本当に近い将来実現化してくれないかと切に願って止みません!
(ちなみに、視力もいつか点眼液で治る日が来ることに淡い期待を抱いています…)
また劇中でシリアスなシーンの多い唐沢さんも、むしろそんな状況を密かにパロディにして楽しんでいるのではないかと思うくらい、唐沢氏の真に迫る眼力の中に遊びを感じ、自身の意識と感情表現を解離させた素晴らしい演技も見所の1つです。
あと、オ・ジホさんという韓国の俳優さんは、恐らく韓流好きの方々のツボにハマるイケメンではないでしょうか。
個人的には北村一輝さんのピッチピチなドレスシャツ姿が気になりました…
小道具にしろ衣装にしろ、クオリティコントローラーの存在は必要不可欠だと、素人ながら痛感する次第であります。。
あらゆる意味で見所満載のこのドラマ、全15話となっていますが、最終話は続編を匂わす終わり方です。いや、むしろ続編がなかったらおかしい終わり方なのです。。
きっとその辺も日中韓で揉め事があったのかもしれませんね…
いずれにせよ、この先のTV業界において試金石となり得るドラマであるはずなので、"Strangers 6"要チェックですょ。
唐沢さんはチャレンジャー!