本場中国の四川料理は辛い物好きの私でも途中棄権してしまうほど激辛。
中国に来て自分が似非辛い物好きだったことが判明しました。。
ブルース・リーの映画のロケ地として有名な南北楼も四川料理ですが、外国人の舌にも合う全般的にマイルドな辛さと、熱い鉄板にジュージュー流し込むエビチリで、今や店内は観光客でいっぱい。
店員さんは無愛想だけど、写真付きの日本語メニューもあるので香港ビギナーにはオススメです。
さて南北楼は他に沢山情報が出ているので、今回は中級レベル?向けにオススメしたい四川料理レストランをご紹介します。
大平伙(DaPingHuo)
私房菜、いわゆるプライベートキッチンスタイルで、完全予約制&ワンコースのみのレストランです。
指定された時間に伺うと一番乗りだったので、ギャラリーのような店内をじっくり眺めることができました。
こちらは四川出身のご夫婦が切り盛りされていて、店内の絵はご主人の作品だそうです。
若かりし頃の奥様の写真↓
7、8人分の円卓が2つと、4人席が4つ程…奥様の手料理が出せる精一杯の人数で、2回に分けたディナータイムを2人のスタッフが給仕してくれます。
お隣と相席↑
カップルシートは一番奥にわずか1卓なので、どうしてもという方は予約時にリクエストを。
予約すると、事前にコースの内容をメールでお知らせしてくれます。
事前にわかってはいてもなんだかワクワク♪
まずは前菜3種。
拍蒜青瓜(Spicy garlic cucumber salad)↓
香辣山木耳(Spicy black fungus)↓
酸辣涼粉(Spicy & sour glass noodles)↓
四川料理なのだから当たり前ですけど、全部Spicy(笑)。
中でも涼粉はツルッとした喉越しの良い麺で、これ自体にほんのり深い味があって、炒った大豆が香ばしく、辣油がタップリ絡んでいるのに後を引く美味しさでした!
さて次は主菜の品々です。
辣子雞(Spicy deep-fried chicken)↓
辛いけど鋭利な辛味だけでない旨味があって、ビールが欲しくなります!
紅焼牛肉(Stewed beef brisket & tendons in spicy gravy)↓
牛肩バラ肉とスジ肉がとっても柔らかく煮込まれた四川風シチューです。
これも辛いのですが、煮込み料理のせいかマイルドに感じます。
雞豆花(Sautéed mushrooms & white cabbage with minced chicken soup)↓
ホッとする味…やっと舌休めです(笑)
これは自分でも作れる味かな?
麻婆豆腐(Braised diced bean curd with minced beef in hot chili sauce)↓
きました!四川料理の代名詞!
舌休めも束の間、また一気に辛さが脳天を突き抜けますが、プルプルのお豆腐の食感と、ビーフジャーキーのようなコクのある牛ひき肉の味付けに、白いご飯と共に食が進みます。
豌豆湯(Vegetable soup)↓
えんどう豆のスープとありましたが、豆が入っているのではなく、若い苗、豆苗が使われています。
でもグリーンピースを濾したような、リッチな豆の風味がして、これもまたホッとする味です。
鍾水餃(Sichuan dumplings)↓
四川風水餃子。「鍾」と名前がついていたので、形が釣鐘のようになっているのかな?と思いましたが、見ためはとってもスタンダード。
一口かぶりついてみると、中身は肉のみ!潔い(笑)
肉だけなのにジューシーで弾力のある噛みごたえがたまりません。
しかも皮が分厚くてモッチリした食感が、私の満腹中枢にトドメを刺します。
あーもうお腹いっぱい…なのに、最後に出てきた甜品(デザート)は食べないわけにはいきません!
なぜなら、不老長寿の妙薬とも言われ、燕の巣に匹敵するほど美容にいいとされる雪耳(白キクラゲ)のデザートですもの!
雪耳豆腐花(Sweetened bean curd with white fungus)↓
清涼感のある冷たい糖水の中に、トロッとした雪耳とフワッとした軽い食感のお豆腐が、燃えていた胃を最後に爽やかに仕上げてくれました。
本当は食後にシェフである奥様が現れ、四川民謡を披露してくれるらしいのですが、この日は喉の調子が悪かったようで拝聴できませんでした。。残念!
品があって、けれど気取り過ぎていない家庭的な四川料理を堪能できる素敵なお店でした。
【四川菜大平伙(Sichuan Cuisine DaPingHuo】
アドレス: 中環荷李活道49号 鴻豊商業中心地下低層
アクセス: MTR中環駅D出口から徒歩約10分(SOHOエリアを目指し、荷李活道を上環方面に進み嘉咸街を右手にほんの少し下った所)
営業時間: 18:30と21:00の入れ替え制
※料理開始は予約客が揃い次第
TEL: +852 2559 1317
URL→http://www.dapinghuo.com.hk/
コース予算: 320HK$(+お茶10HK$, +10%)
中国に来て自分が似非辛い物好きだったことが判明しました。。
ブルース・リーの映画のロケ地として有名な南北楼も四川料理ですが、外国人の舌にも合う全般的にマイルドな辛さと、熱い鉄板にジュージュー流し込むエビチリで、今や店内は観光客でいっぱい。
店員さんは無愛想だけど、写真付きの日本語メニューもあるので香港ビギナーにはオススメです。
さて南北楼は他に沢山情報が出ているので、今回は中級レベル?向けにオススメしたい四川料理レストランをご紹介します。
大平伙(DaPingHuo)
私房菜、いわゆるプライベートキッチンスタイルで、完全予約制&ワンコースのみのレストランです。
指定された時間に伺うと一番乗りだったので、ギャラリーのような店内をじっくり眺めることができました。
こちらは四川出身のご夫婦が切り盛りされていて、店内の絵はご主人の作品だそうです。
若かりし頃の奥様の写真↓
7、8人分の円卓が2つと、4人席が4つ程…奥様の手料理が出せる精一杯の人数で、2回に分けたディナータイムを2人のスタッフが給仕してくれます。
お隣と相席↑
カップルシートは一番奥にわずか1卓なので、どうしてもという方は予約時にリクエストを。
予約すると、事前にコースの内容をメールでお知らせしてくれます。
事前にわかってはいてもなんだかワクワク♪
まずは前菜3種。
拍蒜青瓜(Spicy garlic cucumber salad)↓
香辣山木耳(Spicy black fungus)↓
酸辣涼粉(Spicy & sour glass noodles)↓
四川料理なのだから当たり前ですけど、全部Spicy(笑)。
中でも涼粉はツルッとした喉越しの良い麺で、これ自体にほんのり深い味があって、炒った大豆が香ばしく、辣油がタップリ絡んでいるのに後を引く美味しさでした!
さて次は主菜の品々です。
辣子雞(Spicy deep-fried chicken)↓
辛いけど鋭利な辛味だけでない旨味があって、ビールが欲しくなります!
紅焼牛肉(Stewed beef brisket & tendons in spicy gravy)↓
牛肩バラ肉とスジ肉がとっても柔らかく煮込まれた四川風シチューです。
これも辛いのですが、煮込み料理のせいかマイルドに感じます。
雞豆花(Sautéed mushrooms & white cabbage with minced chicken soup)↓
ホッとする味…やっと舌休めです(笑)
これは自分でも作れる味かな?
麻婆豆腐(Braised diced bean curd with minced beef in hot chili sauce)↓
きました!四川料理の代名詞!
舌休めも束の間、また一気に辛さが脳天を突き抜けますが、プルプルのお豆腐の食感と、ビーフジャーキーのようなコクのある牛ひき肉の味付けに、白いご飯と共に食が進みます。
豌豆湯(Vegetable soup)↓
えんどう豆のスープとありましたが、豆が入っているのではなく、若い苗、豆苗が使われています。
でもグリーンピースを濾したような、リッチな豆の風味がして、これもまたホッとする味です。
鍾水餃(Sichuan dumplings)↓
四川風水餃子。「鍾」と名前がついていたので、形が釣鐘のようになっているのかな?と思いましたが、見ためはとってもスタンダード。
一口かぶりついてみると、中身は肉のみ!潔い(笑)
肉だけなのにジューシーで弾力のある噛みごたえがたまりません。
しかも皮が分厚くてモッチリした食感が、私の満腹中枢にトドメを刺します。
あーもうお腹いっぱい…なのに、最後に出てきた甜品(デザート)は食べないわけにはいきません!
なぜなら、不老長寿の妙薬とも言われ、燕の巣に匹敵するほど美容にいいとされる雪耳(白キクラゲ)のデザートですもの!
雪耳豆腐花(Sweetened bean curd with white fungus)↓
清涼感のある冷たい糖水の中に、トロッとした雪耳とフワッとした軽い食感のお豆腐が、燃えていた胃を最後に爽やかに仕上げてくれました。
本当は食後にシェフである奥様が現れ、四川民謡を披露してくれるらしいのですが、この日は喉の調子が悪かったようで拝聴できませんでした。。残念!
品があって、けれど気取り過ぎていない家庭的な四川料理を堪能できる素敵なお店でした。
【四川菜大平伙(Sichuan Cuisine DaPingHuo】
アドレス: 中環荷李活道49号 鴻豊商業中心地下低層
アクセス: MTR中環駅D出口から徒歩約10分(SOHOエリアを目指し、荷李活道を上環方面に進み嘉咸街を右手にほんの少し下った所)
営業時間: 18:30と21:00の入れ替え制
※料理開始は予約客が揃い次第
TEL: +852 2559 1317
URL→http://www.dapinghuo.com.hk/
コース予算: 320HK$(+お茶10HK$, +10%)