先日、TUTAYAでDVD「奇跡のリンゴ」を借りました

 

実は、夫くんがくも膜下出血で倒れたとき、

私はこの「奇跡のリンゴ」を見ようと

近くのショッピングモールの映画館へと向かっている途中でした

運転中に何度も何度も携帯がなり、

駐車場について、確認すると夫からの着信

?????

こんなこと今までなかったので、いったいなんだろうと思っていると

また夫からの着信

でも、電話に出ると知らない男の人の声

○○です。奥さん、落ち着いてください。ご主人が倒れられて、

いま病院へ向かっている救急車の中です。」

????

いやいや、落ち着いてないのは、あなただし、

何の話かよくわからないし

いたずら電話?

誰?○○?

あ、部長さん?

頭の中でぐるぐる言葉は回りますが、応えきれずやっと

「○○部長さんですか?」

と答えると

「今どちらですか?これから同意書など必要となる状態と思われるので、落ち着いて、でも、なるべく早く病院までいらしてください。」

 

職場の上司からです

電話の着信履歴が10時1分。

映画の上映開始が10時45分。

鳥肌が立ちます

映画館に入って、電源切った後だったら

いったいどうなっていたのか・・・

 

そんな、思い出の映画のDVD

4年以上経って、やっと見ようという気持ちの余裕ができました

止まっていた時間を動かし始めるような

長く長く続いた緊急事態に終わりを告げるようなそんな気分です