心電図検査室まで車椅子で移動したお義父さん。吾輩は検査室前まででふたたび長椅子に座って待つこととなりました
そう言えば小手似先生が心電図を計測する理由を言っていたのですがなんでだったのか忘れちゃいました
肺ガンや脱水症状なのになんで心電図なんだろうと思ったのだけ覚えてますがなんでだったかな。。。。
「
」
駄目です。小手似先生が何て言っていたか思い出せません
そんなことを考えていたら心電図計測が終わってお義父さんが検査室から出てきました
時間は12時15分。5分ほどで検査は終わったようですが、入院棟は13時と言う話だったのでこのあとまた処置室に戻るのかと思っていました
すると
「お部屋準備出来たみたいなのでこのまま入院棟に移動しますね」
あ、もう移動できるんですね。わかりました。はい
「こっちは入院したくないんだけど」
わかりますけど小手似先生も言われていた通り今戻ってもまた来ることになると大変ですし、吾輩たちも飛行機ずらすのでお義母さんのことは心配しないでお義父さんの体調を第一にしてください。そうしてくれないと吾輩がまきまきに叱られてしまいます
「ではお義父さん行きますね」
吾輩の必死
の説得を横目に看護師さんはお義父さんのわがままを軽くスルーして車椅子を押して入院棟まで移動しました
入院棟は外来棟から渡り廊下を渡った先にある少し年季の入った建物でした。お義父さんが入るのは7階です
エレベーターを7階で降りると連れてきてくれた看護師さんは入院棟の看護師さんを呼びに、お義父さんと吾輩をエレベーターホールに置いてナースステーションに入っていきました。するとお義父さんが、
「おにいちゃん保険証家にあると思うので探して持ってきて」
わかりました。後でまきまきと一緒に探して持ってきます
そう言えば確かに今朝外来に行って受付した時は診察券は出しましたが保険証を出した覚えがありません。。。お義母さんに聞いたら場所は分かるでしょう
多分。。。