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2022年絵本屋ほわほわ売上冊数ランキング 第4位を発表します🎉
『おつきさまこんばんは』
作・絵:林 明子
出版社:福音館書店
小さい人たちは、お月さまにも「こんばんは」と言える世界に生きています。
身のまわりの人間以外のもの、自然のものまでもが、みんな友達。
そしてその友達はみんな自分を見守ってくれている。
その安心感とわくわく感が小さい人たちの肯定感を育みます。
ものの羅列や、くり返しで構成される、いわゆる赤ちゃん絵本から、
物語絵本への導入としても最適です。
起承転結のあるシンプルなストーリーを、赤ちゃんが理解して楽しめるようにと、心を砕いて、丁寧に丁寧に作られた、美しい絵本です。
裏表紙に描かれている、あっかんべーをしたお月さまも大好きで、この絵本を読む度に、いつも一緒にあっかんべーをして楽しんでいる、という子も多いです😛
私は、あっかんべーをしたお月さまを見ると、上品な遊び心を感じて心が和むとともに、美しいのなんの語る前に、気負わず気楽に楽しんでねと言われているような気さえしてきます。
「子どもが気に入って何度も読んだので、絵本がボロボロです」というお話もよく耳にする、傑作です。
ぜひ0歳、1歳のお子さんに読んであげてください🤗