昨年は、絵本屋ほわほわに、たくさんの応援やあたたかいお心遣いをいただき、本当にありがとうございました!!

買っていただいた絵本を、ご家庭で楽しんでもらえていたら、嬉しいです🥰

今年もよろしくお願いします✨✨

2023年が、皆さん一人一人にとって、楽しく充実した一年になりますように🤗💕

ここで!
2022年の7月から絵本屋の営業を始めた絵本屋ほわほわの、
2022年の売上冊数ランキング トップ5を1冊ずつご紹介します✨

まずは、第5位です!




『ぐるんぱのようちえん』
作:西内 ミナミ
絵:堀内 誠一
出版社:福音館書店

いつもめそめそしていたゾウのぐるんぱは、町に働きに出されますが、
行く先々でとてつもなく大きなものばかり作って、
どこに行ってもクビになってしまいます。

しょんぼり、しょんぼり、落ち込むぐるんぱですが、
ある日子だくさんのお母さんに子どもたちのお世話を頼まれて・・・。

それまでぐるんぱの作った特大のものたちが大いに役立つのです。

「あなたの個性は素晴らしいものだよ」
「あなたは何も間違っていないよ」
「あなたの個性が認められる世界が必ずあるよ」

そんなメッセージが面白いお話の内側から伝わってきます。

周りの一般的な人たちと、色んな感覚や考え方が違って、みんなが簡単にできることができない私も(昔はそのことで悩んでいました)、これが私の個性なんだと、とても心が励まされます。

また、子どもの発達では、4歳頃は、周りの世界が広がれば広がるほど、
まだ理解できないことや、自分自身の小ささもわかり始めて、
徐々に心に「不安感」や「劣等感」が膨らんでくる時期です。

ここで周りの大人が、
「大丈夫だよ。あなたはそのままで愛されているんだから」と伝えるか、
放任されて、一人で不安と闘わなければならないかで、
その後の自己肯定感が大きく変わってきます。

当店に来られた40代のお客様で、この絵本について、
「4歳の時に母に読んでもらって好きだったのを覚えています」
と話してくださった方がいらっしゃいました。

素敵なお話を聞かせていただいて、私も幸せな気持ちになるとともに、
やはり4歳の子の心に深く届き、ずっと残り続ける力のある絵本なのだと感動しました。

ぜひお子さんと一緒に読んでみてください🤗

第4位は次の投稿でご紹介します。
お楽しみに♪