「教員免許・いじめ」1月結論 教育再生会議に3分科会
安倍首相の諮問機関「教育再生会議」(野依良治座長)は25日午前、首相官邸で第2回会合を開き、「学校再生」(白石真澄主査)、「規範意識・家族・地域教育再生」(池田守男主査)、「教育再生」(川勝平太主査)の3分科会の設置を決めた。 学校再生分科会は、教員免許の更新制や、いじめ、教員の評価・処遇、学校への民間人活用などを話し合う。教員免許更新制関連法案を来年の通常国会に提出するため、来年1月の再生会議の中間報告までに結論をまとめる。 他の分科会は、来年末をめどとする会議の最終報告に向けて、議論を進める。 規範意識・家族・地域教育再生分科会は、学校以外での教育がテーマで、食生活が子どもに与える影響などの食育や、企業が教育現場に与える影響などを議論する。教育再生分科会は、大学の9月入学や教育バウチャー(利用券)制度などを検討する。 安倍首相は会議で、「50年、100年(通用する)骨組みを作るのと同時に、短期的に解決すべき問題もある。その対応策を考えなければいけない」と述べ、いじめ問題や教員の質向上などに迅速に対応する考えを示した。 また、会議では、教育に関する国民の意見を電子メールや郵送で受け付ける「教育再生ホットライン」を設けることを決めた。 再生会議の山谷えり子事務局長と義家弘介担当室長は25日午後、いじめで中学生が自殺した福岡県筑前町を訪問し、遺族や学校関係者から事情を聞く予定だ。 3分科会の委員 教育再生会議の3分科会の所属委員は次の通り。(敬称略、◎は主査、○は副主査) 【学校再生】◎白石真澄、○小野元之、池田守男、陰山英男、葛西敬之、門川大作、小宮山宏、 中嶋嶺雄、野依良治、義家弘介、渡辺美樹 【規範意識・家族・地域教育再生】 ◎池田守男、○浅利慶太、海老名香葉子、川勝平太、小谷実可子、品川裕香、張富士夫、 野依良治、義家弘介 【教育再生】◎川勝平太、○中嶋嶺雄、池田守男、小野元之、陰山英男、門川大作、小宮山宏、 品川裕香、白石真澄、野依良治、義家弘介、渡辺美樹 (2006年10月25日 読売新聞)引用 http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20061025ur22.htm
当初,野依座長が会議の内容を非公表ということでいかがなものかと思っていたのですが,
若干は公表されています。
ただし,すべての内容ということではないようですし,
1回遅れの公開なので,タイムリーさには相当欠けますが…。
参考 教育再生会議開催状況
若干は公表されています。
ただし,すべての内容ということではないようですし,
1回遅れの公開なので,タイムリーさには相当欠けますが…。
参考 教育再生会議開催状況
さて,今回も教育再生会議のメンバーを紹介します。
【小谷実可子】 スポーツコメンテーター
●女子シンクロナイスドスイミング選手として,1988年ソウルオリンピックで日本選手団の旗手を務める。
競技でもソロ、デュエットでともに銅メダル受賞。
●1997年11月25日には国連総会に民間人として初めて出席。
スポーツと平和に関連する議題で講演、
長野冬季オリンピック開催期間中の停戦を求める「五輪停戦決議」を提議をし、
全会一致で採択された。
引用 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E8%B0%B7%E5%AE%9F%E5%8F%AF%E5%AD%90
1980年のモスクワオリンピックでは,冷戦の影響で日本の選手は出場できませんでした。
1984年のロサンゼルスオリンピックでは逆に,東側諸国の選手が出場できませんでした。
国家の争いのために,涙を飲んだ選手が多くいました。
参考までに,
五輪停戦決議は小谷氏が国連総会の議題として取り上げる4年前の1993年から取り上げられており,
総会において2年ごとに話し合われる議題になっています。
参考 http://www.unic.or.jp/new/pr04-065.htm
1984年のロサンゼルスオリンピックでは逆に,東側諸国の選手が出場できませんでした。
国家の争いのために,涙を飲んだ選手が多くいました。
参考までに,
五輪停戦決議は小谷氏が国連総会の議題として取り上げる4年前の1993年から取り上げられており,
総会において2年ごとに話し合われる議題になっています。
参考 http://www.unic.or.jp/new/pr04-065.htm
教育全般を語る上で十分な知識や知恵を持ち得ているかはわかりません。
【小宮山 宏】 東京大学総長
しばしば愛用しているWikipediaでもよくわかりませんでしたが,人柄や教育への考え方の一端を見ることができるHPを見つけましたので紹介します。
1つは東大のHPの中にある 総長あいさつ,
もう1つは「かじれ!ケーザイくん 小宮山 宏」というHP。
●徹底した現場主義。
「直接学生と触れ合うことを大切にしたい」という考えから今でも、自ら教壇に立つている。
前代未聞のことだという。
●優秀な若者に、トップクラスの研究者に、問題意識を抱くすべての人々に、
いかに魅力ある環境を提供できるのか、それが大学の競争力の本質です、と語る。
●「今は世界的に難しい問題が山積です。テロだってなくなりません。
世界一のところには、各国から活力ある人材が集まるでしょ。
問題解決の糸口を東大で見つけたいのです」
そのためにも債券を発行し、1千億円の資金調達を目指す計画を立てている。
1点目の現場主義という件。本人の主張だけで判断するのも危険ですが,なかなか立派な方のようです。
少なくとも現場を重んじるということであれば,そうした姿勢は今時めずらしいですなぁ。
2点目。魅力ある環境の提供が大学の競争力の本質という点は,
大学ならば許されることかもしれません。
しかし,小宮山氏の発言を勝手に解釈されることになると,
「義務教育でも同じように競争を」と考える集団が再生会議の中にいるだけに,
大変心配な考え方だと思います。
義務教育段階から魅力ある環境を整備することが大切であると考えます。
3点目の債券を発行について。
小宮山氏は東大の総長ですから,自分の大学のことを考えるのは当然です。
氏の思っている通り,国際的には東大は非常に優秀な大学とは評価されていません。
それでも国内においては東大が一番と認識されている方が多く,
もし債券発行を行えば,企業・OB(おそらくは官僚など)も債券を購入するでしょう。
これが氏の言う魅力ある環境の提供に使われることになっても,
スポンサーの言いなりになるような大学になるのではと心配です。
将来学生が卒業しても,金をもたらさない専門分野は資金が集まらず,淘汰されていきそうですなぁ。
また,東大のように債券発行でうまく資金確保できない大学も淘汰されそうです。
残念ながら東大のことしか考えていない非常に身勝手で,
1番になるためには手段を選ばない(選べない?考えつかない?)という方なのかもしれません。
氏の専門は地球環境工学とのこと。
21世紀は環境の世紀ともいわれています。氏の専門は安泰でしょう。
参考 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%AE%AE%E5%B1%B1%E5%AE%8F
少なくとも現場を重んじるということであれば,そうした姿勢は今時めずらしいですなぁ。
2点目。魅力ある環境の提供が大学の競争力の本質という点は,
大学ならば許されることかもしれません。
しかし,小宮山氏の発言を勝手に解釈されることになると,
「義務教育でも同じように競争を」と考える集団が再生会議の中にいるだけに,
大変心配な考え方だと思います。
義務教育段階から魅力ある環境を整備することが大切であると考えます。
3点目の債券を発行について。
小宮山氏は東大の総長ですから,自分の大学のことを考えるのは当然です。
氏の思っている通り,国際的には東大は非常に優秀な大学とは評価されていません。
それでも国内においては東大が一番と認識されている方が多く,
もし債券発行を行えば,企業・OB(おそらくは官僚など)も債券を購入するでしょう。
これが氏の言う魅力ある環境の提供に使われることになっても,
スポンサーの言いなりになるような大学になるのではと心配です。
将来学生が卒業しても,金をもたらさない専門分野は資金が集まらず,淘汰されていきそうですなぁ。
また,東大のように債券発行でうまく資金確保できない大学も淘汰されそうです。
残念ながら東大のことしか考えていない非常に身勝手で,
1番になるためには手段を選ばない(選べない?考えつかない?)という方なのかもしれません。
氏の専門は地球環境工学とのこと。
21世紀は環境の世紀ともいわれています。氏の専門は安泰でしょう。
参考 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%AE%AE%E5%B1%B1%E5%AE%8F