カラーリスト ANDO SHOKO です。
三菱一号館美術館で、
「PARIS オートクチュール 世界に一つだけの服」を見てきました。
1880年代~のオートクチュール(Haute=「高い」「高級」・Couture=「縫製」「仕立て」の意)
が展示されていたのですが、全く古さを感じませんでした。
ファッションは10年一回りと言われているように、グルグル回っているということもありますが、
やはり、展示会の見どころとされている、
「時代を映し出す美しいシルエットの数々、刺繍・羽根細工・コサージュなど脈々と受け継がれる
世界最高峰の職人技」が素晴らしいからでしょう。
縫製を仕事にしている姉と行ったので、
絹のベルベットと綿のベルベットの大きな違いは?という質問に答えてもらったり、
千鳥格子の手刺繍はプリントと違うね、昔はスパンコールって言わなかったんだね、など、
たくさん話をしながら見て回りましたので、2時間くらい滞在したでしょうか。
とても楽しかったです♪
この展示会では、色も興味深かったのですが、
素材(生地の厚み)・デザイン・装飾に目がいきました。
「しっかりした生地でシャープなデザイン、冬タイプの人が着たら格好いいんだろうなぁ」
「薄い生地に繊細な刺繍、夏タイプの人が着たらエレガントなんだろうなぁ」
「とても渋いアジアン柄、秋タイプの人が着たら魅惑的なんだろうなぁ」
「可愛いレースと花柄刺繍がたくさん、春タイプの人が着たらキュートなんだろうなぁ」など、
パーソナルカラータイプ目線で見ていました。笑
職業病かしら???
印象的な作品を一つご紹介します。
スキャパレリのイブニング・グローブ、黒のグローブに金色の爪が付いていました。
カッコイイけど、あたしが身に付けると派手になるんだろうなぁ。。。。
でも、これがキマッテしまうタイプもいる!!
パーソナルカラータイプで、似合う素材・モチーフがわかるので、
是非取り入れてみてください。
オシャレ度がぐーんとアップしますよ♪