宝物のような世界を、いつも一人でギュッと抱きしめて歩いてきた
誰にも、この世界は、宝物には見えなくて、私はガラクタを抱き締めてるんだと思っていた
それでも、みんなのガラクタは、私にとっては宝物
別に、誰にも見られなくたって良いやって思って生きていた
でも、その宝物を見せたいなって人が現れた
『そんなガラクタ』って言われてしまうかな?って、初めは「ガラクタに見えるだろうけど…」なんて自分で言い訳をくっつけてみた
『それが、君の宝物なんだね』
私の持つ世界を、私の宝物を、『私の』宝物として扱ってくれた、見てくれた
嬉しいなって思っていると、『その世界を見せてごらん』と言われて
たくさんの人に見せてみた
『すてきな宝物だね』って言ってくれる人がポツリ…ポツリと増えていった
『ガラクタだななにそれ』って言う人ももちろんいた
宝物を見せたいなって思った人がいま私の隣にはまだいる
でも、私が選ぶのを間違えたせいで、『すてきな宝物だね』って言ってくれた人じゃなくて、『ガラクタ』と言う人と繋がっていった
私は、自分で選ぶ事や、自分で選んで良い事、こっちを選ばなければならないなんて事はないと、知る事が出来た
間違えた事は、間違いではなかったんだ
そしたら、今度は私の持つ宝物の世界の見た目だけじゃなくて、もっと内側の1番透明な所まで、素敵だねと言ってくれる人がポツリ、ポツリ、と現れた
私ですら見つけられていなかった、世界の内側
大切に抱きしめてきたその宝物のような世界は、もっと深くて、奥にはもっと大切な宝物が眠っていた
あ、カタチなんて、なかったんだ
そう気付いたら、ギュッと抱きしめてきた世界は、ふわっと空気に溶けた
形なんてはじめからなかったんだ
私の世界は、私の手の中にだけあるものじゃなかった
私の1番奥には世界の源が沈んでいるけれど、私の外側のどこまでもどこまでも遠くまで、それは続いていた
忘れてた
外からの声に耳を傾けて、その声から隠れたくて、逃げたくて、自分をたくさんのトゲとか壁とか盾とかで囲んでた
それでもたまに隙間から覗く外の世界
声から逃げてボロボロになって、それでもまたこうして全てを壊して外へ向かいたいと思えたのも
また外からの声だった╰(*´︶`*)╯♡
私の宝物のような世界を、そのまま空に溶かして、
私の源を胸に抱いて
暖かさも冷たさもある外へと世界を広げよう
『声』は、さて、選び方を私はもう知ってるはずだよね
どんな世界も真実
私はどんな世界もある事を知った
だから私の世界だって、私が見てるよう在っても良いんじゃないかな
寝る前に、目の前の大切な世界を見て、私の中の世界をもう一度見て、私の世界を良いと言ってくれた言葉を読んで、
自分の宝物のような世界を、改めて宝物だなと思えた
それが嬉しくて、ツラツラと思いを書いてみたりした
さて寝よう
この勢いで絵を描きたいけれど、体を休めるのだ!と体が言ってる( ̄∀ ̄)オヤスミー
とか言って、一枚だけ描いちゃった