私自身も、年齢を重ねることへの不安や、「このままでいいのかな」とモヤモヤする日がありました。
特に50代突入する誕生日はすごく嫌でした…(笑)
そんな不安とモヤモヤの時期に読みたくかった
ワタナベ薫さんの
『女は年を重ねるほど自由になる』
という本。
読み終えたあと、心の中に希望が見えたような、そんな年齢を重ねることへの有り難みを感じました。
そしてこの本を読みながら、私の大好きなココ・シャネルの言葉を思い出しました。
「20歳の顔は自然からの贈り物。
30歳の顔はあなたの人生。
でも、50歳の顔はあなたの功績。」
この言葉の意味が、今になってようやく深く理解できた気がします。
50代の顔には、自分がどう生きてきたかがしっかりと刻まれていて、それは恥ずかしいものじゃなく、むしろ「誇り」なんだと気づかされました。
若い頃は、周りの目を気にして、本音を押し殺して、他人の期待に応えようと頑張っていた私。
でもそれって、すごく自分を疲れさせていたんですよね。
年齢を重ねた今だからこそ、「他人にどう思われるか」よりも、「私はどうしたいか」を大切にできるようになってきました。
だからこそ、若い頃の迷いも、寄り道も、失敗も、全部ムダじゃなかった。
むしろ、それがあったからこそ、今こうして自分のペースで生きられるようになったんだな、と感じます。
40代・50代って、人生を少し俯瞰で見られるようになる年代。
これまでの経験が、全部自分の魅力になっていくことに気づけたとき、「ああ、私ってなかなか悪くないじゃん」って思えるようになるんです。
そしてね、「愛され美人」って、ただ見た目が整っている人のことじゃないんです。
自分を大切にできて、自然体でいて、笑顔で毎日を楽しんでいる人。
そんな人こそが、本当の意味で周りからも大切にされて、愛されていくんだと思います。
今の自分にちょっとモヤモヤしている方がいたら、ぜひこの本を読んでみてください。
きっと、あなたの中の“本当の美しさ”に気づけるきっかけになるはずです。
ちなみにワタナベ薫さんの未来手帳も愛用させていただいています。