最近観ているドラマ
『じゃあ、あんたが作ってみろよ』。
まだ序盤なのに、
あゆみの気づきがとても優しくて、
どこか自分の過去と重なるところがあって、観ながら“分かるなぁ…”ってつい頷いてしまう。
✦ あゆみの「尽くす恋」は、優しさでできている
あゆみは、恋をすると
相手のために全力で尽くしてしまうタイプ。
好きな人が困らないように、
嫌われないように、
“理想の彼女”でいられるように。
その一生懸命さって、
本当は優しい気持ちから来てるのに…
気づいたら、自分の心が置いてけぼりになってしまうことがある。
その姿が、大人の女性には刺さるんよね。
✦ “良かれと思って”の他人軸
あゆみはずっと、
「こうすれば喜んでくれるはず」
「これが正しい恋の形だよね」
って思いながら頑張ってきた。
でもその中には、
- 嫌われたくない気持ち
- 必要とされたい気持ち
- もっと愛されたい気持ち
そんな“他人軸”が隠れていた。
そのことに、
ふと自分で気づいたあゆみの表情が、
なんとも言えなくて…。
あぁ、やっと自分の気持ちに戻ってこれたんだな、って感じた。
✦ 自分に戻ると、人は優しく変わっていける
あゆみが気づいた瞬間から、
すぐに劇的に変わるわけじゃない。
でも、ちょっとだけ
- 自分の気持ちを大事にする
- 無理をしすぎない
- 「こうしたい」を選んでみる
そんな小さな選択ができるようになる。
これが大人の“アップデート”なんだと思う。
背伸びしないで、
自分のままで恋をする練習。
それって実は一番むずかしくて、
一番温かいこと。
✦ あゆみの変化は、私たちの変化の物語でもある
恋をすると、つい頑張ってしまう。
相手を優先してしまう。
いい人でいたくなる。
そんな経験のある女性なら、
あゆみの姿にきっと何度も重ねてしまうはず。
このドラマが優しいのは、
“しんどい恋”を否定しないところ。
ただただ、
気づいた瞬間から人は変わっていけるって
そっと教えてくれる。
あゆみのアップデートは、
私たちの心をふんわり励ましてくれる。
完璧じゃなくていい。
無理に合わせなくていい。
自分を大切にしていい。
女性にとって一番必要なメッセージを
さらっと届けてくれるドラマです。
