「あなたの名前、タマにする♪」



水に濡れて、ボサボサだったタマの毛をブラッシングしてあげた。



「ニャーねこ(ありがとー)



タマは疲れたのかタオルの上で、すぐ寝てしまった。




「タロウ?ヤキモチ焼いちゃってるの?お姉さん




「にゃ・・・黒猫2(だって、僕の美優ちゃんなのに・・・)」





その日は、タロウと一緒に寝た。







「今日は、私の家に行こう?ここじゃ寒いし。」



家で猫を飼っていた私は、この子を連れて帰った。




『ただいまー』




『ニャー黒猫2(おかえり)



『タロウ、お友達だよ?仲良くしてね。』



『にゃーねこ(こんちわー)



『・・・ニャ黒猫2(え…)




玄関で待ってたタロウに、この子を紹介して家に入った。





『ん~~。名前どぅしよ? 女の子だよね・・・? んーーーー…?タマ?』




今考えても、なんとも昭和な名前……。




「怖いの?私は、怖いことしないよ?」






あの子を連れて会社に入った。休憩室のストーブの前に、タオルを敷いて、そっと寝かせる。




コンビニで牛乳を買って、お皿に空けて、床にそっと置いてみた。


その子は、ずーっと、こっちを見ながら様子を窺っている。


私も、負けじと、ずーーーっと様子を窺ってみる。





『・・・・・・・・・・。』

無言の間。。





遠くから走る音が聞こえてくる。




『美優ちゃーん!!コレ、お願ーーーい!』




先輩に仕事を頼まれ、1時間程事務所で仕事をする。


その間も、あの子が気になって気になって仕方がない。。。






仕事が落ち着いてきたので、休憩室を覗いてみた。





『・・・・・っ!!きゅん飲んだっ!!!』




『・・・ニャ~ねこ(ごちそうさま)