鹿児島中央から南へ ~フェリーで奄美諸島&沖縄へ~
今日は佐賀編をちょっとお休みして鹿児島新港から沖縄までフェリーで向かうルートと鉄道からの接続について見ていきたいと思います。
【鹿児島中央駅までのルートと到着時刻】
(※各出発駅を始発で出て鹿児島中央駅まで普通列車で乗り継ぐことを想定しました。
「到着時刻」は鹿児島中央駅の到着時刻を示しています。)
出発駅 | 到着時刻 | 経由する路線 |
---|---|---|
宮崎 | 09:56 | 日豊本線 |
熊本 | 10:36 | 鹿児島本線・肥薩おれんじ鉄道 |
博多 | 13:10 | 鹿児島本線・肥薩おれんじ鉄道 |
佐賀 | 14:06 | 鹿児島本線・肥薩おれんじ鉄道 |
下関 | 15:11 | 鹿児島本線・肥薩おれんじ鉄道 |
大分 | 15:22 | 日豊本線(佐伯~延岡間は特急) |
長崎 | 16:10 | 鹿児島本線・肥薩おれんじ鉄道 |
広島 | 19:21 | 鹿児島本線・肥薩おれんじ鉄道 |
鹿児島中央 (鹿児島県)
発 16:30
↓ タクシー(約10分)
鹿児島新港 (鹿児島県, ※フェリー乗り場)
着 16:40
発 18:00
↓ マルエーフェリー 那覇港行き
:
: ~2日目~
:
名瀬港 (奄美大島, ※フェリー乗り場)
着 05:00
発 05:50
↓ マルエーフェリー 那覇港行き
亀徳港 (徳之島, ※フェリー乗り場)
着 09:00
発 09:40
↓ マルエーフェリー 那覇港行き
和泊港 (沖永良部島, ※フェリー乗り場)
着 11:30
発 12:00
↓ マルエーフェリー 那覇港行き
与論港 (与論島, ※フェリー乗り場)
着 13:40
発 14:10
↓ マルエーフェリー 那覇港行き
本部港 (沖縄県, ※フェリー乗り場)
着 16:40
発 17:10
↓ マルエーフェリー 那覇港行き
那覇港 (沖縄県, ※フェリー乗り場)
着 19:00
(09/10/03更新)
<参考データ(鹿児島新港から那覇港まで)>
乗り換え総数: 0回
総距離: フェリーの航路距離
所要時間: 25時間
乗船時間合計: 25時間
乗継時間合計: なし
通常料金: 14,200円
(鹿児島新港~那覇港間のマルエーフェリー2等運賃)
<コメント>
宮崎編では志布志港から沖縄までのフェリー航路 を紹介しましたが、今回は鹿児島新港から同様にマルエーフェリーで沖縄を目指してみます。
フェリーの出発地点である鹿児島新港までは鹿児島中央駅からタクシーで10分とのことです(マルエーフェリーのWebサイト 、鹿児島~沖縄航路参照)。
鹿児島中央駅から鹿児島新港までバスの連絡があるかどうかはネットで調べてみましたが見つけることができませんでした。
もしかしたら鹿児島新港までダイレクトに行けるバスは存在しないのかもしれません。
フェリーは1日1便のみで、毎日運航されているわけではなく運航日が決まっています。
現在は月に7,8回の頻度での運航となっているようです。
鹿児島新港の出発時刻は18:00となっているので鹿児島県内から出発するのであれば余裕で間に合うのでしょうが、鹿児島中央駅までの交通手段として普通列車を乗り継ぐものとしたら、いったいどの辺りからフェリーの出発時刻に間に合いそうか気になるところですよね。
ということで、トップの表にまとめておきました。
全体的に見た上での考察ですが、九州内からであれば普通列車の乗り継ぎでも十分間に合いそうな感じです。
下関駅からでも鹿児島本線・肥薩おれんじ鉄道経由であれば鹿児島中央駅到着時で3時間ほどの余裕があります、というか長崎から出発したよりも早く到着できる模様。
広島駅からはさすがに間に合わないようですね。
まだテーマとして取り上げていない島根県の松江駅からはさらに営業距離が伸びてしまうので、やはり間に合わないものと推測されます。
以上のことから沖縄行きのフェリーに1日で間に合うかどうかの境界線はどうやら山口県内にありそうな気配です。
もし、札幌から普通列車+フェリーで沖縄まで行くと仮定すると、
1日目: 札幌→蟹田(青森県)
2日目: 蟹田→東京
3日目: 東京→下関
4日目: 下関→鹿児島中央→鹿児島新港からフェリー
5日目: →那覇港
と、各1日をフルに活動したとしても最低5日(18きっぷは4回分が必要)はかかることになります。
体力の有り余っている人は挑戦してみるのもいいかも?
ちなみに18きっぷを利用した場合の運賃の合計は2,300円×4回分+2,000円(おれんじ18フリーきっぷ)+14,200円(フェリー運賃)=25,400円となります。
…この料金だと新千歳~那覇間の格安航空券とたいして変わらないような…