高知から時計回り ~特急列車乗り継ぎ編~ | 1日でどこまで行ける? ~18きっぷを利用した普通列車の旅~

高知から時計回り ~特急列車乗り継ぎ編~

 今日は鹿児島中央編をちょっとお休みして、予告していた、高知駅から四国時計回りの特急列車乗り継ぎパターンを見てみます。


高知 (高知県)
発 08:21
JR 土讃線・土佐くろしお鉄道 [L特急 しまんと1号] 中村行き
  (08:24着, 朝倉08:28着, 伊野08:34着, 佐川08:47着, 須崎09:00着,

   土佐久礼09:10着, 土佐佐賀09:44着, 土佐入野09:57着, 中村10:04着)
窪川 (高知県)
着 09:26
発 10:04
土佐くろしお鉄道・JR予土線 宇和島行き
  (土佐大正10:28着, 十川10:41着, 江川崎10:53着, 近永11:27着)
宇和島 (愛媛県)
着 12:11
発 12:55
JR 予讃線・本四備讃線 [L特急 しおかぜ22号] 岡山行き
  (卯之町13:13着, 八幡浜13:28着, 伊予大洲13:40着, 内子13:49着,

   伊予市14:06着, 松山 14:15着, 今治15:02着, 壬生川15:14着,

   伊予西条15:26着, 新居浜15:34着, 伊予三島15:51着, 観音寺16:08着,

   多度津16:24着, 丸亀16:28着, 児島16:50着, 岡山 17:11着)
宇多津 (香川県)
着 16:33
発 16:35
JR 予讃線 [L特急 いしづち22号] 高松行き

  坂出には16:39着)
高松 (香川県)
着 16:55
発 17:08
JR 高徳線 [L特急 うずしお19号] 徳島行き
  (栗林17:18着, 志度17:28着, 三本松17:46着, 池谷18:12着)
徳島 (徳島県)
着 18:21
発 18:36
JR 徳島線 [特急 剣山11号] 穴吹行き

  蔵本18:39着, 鴨島18:55着, 阿波川島19:00着, 阿波山川19:09着)
穴吹 (徳島県)
着 19:17
発 19:19 (※ 徳島17:59発)
JR 徳島線 阿波池田行き

  貞光には19:30着, には19:58着)
阿波池田 (徳島県)
着 20:06
発 20:29 (※ 岡山19:05発)
JR 土讃線・土佐くろしお鉄道 [L特急 南風23号] 中村行き
  (大歩危20:51着, 後免21:35着, 窪川22:58着, 中村23:35着)
高知 (高知県)
着 21:43


(09/09/26更新)


<参考データ>
乗り換え総数: 7回
総距離: 約676.8km
所要時間: 13時間22分
乗車時間合計: 11時間5分
乗継時間合計: 2時間17分
通常料金: 18,300円
      (1,410円…高知~窪川間のJR乗車券
      + 1,150円…高知~窪川間のJR自由席特急券
      + 200円…窪川~若井間の土佐くろしお鉄道運賃
      + 1,580円…若井~宇和島間のJR乗車券
      + 8,330円…宇和島~高知間のJR乗車券
      + 2,310円…宇和島~宇多津間のJR自由席特急券
      + 510円…宇多津~高松間のJR自由席特急券
      + 1,150円…高松~徳島間のJR自由席特急券
      + 510円…徳島~穴吹間のJR自由席特急券
      + 1,150円…阿波池田~高知間のJR自由席特急券)
四国フリーきっぷ: 5,233円 (一日分)
四国グリーン紀行: 5,000円 (一日分)


<コメント>
 出発地の高知駅から早速特急列車に乗車するため、普通列車のみの場合と比べて余裕を持って出発できます。
 若井(高知県)~宇和島(愛媛県)間のJR予土線は現在特急列車が存在しないため、普通列車で乗り継ぐことになります。
 宇和島から接続される特急列車「しおかぜ22号」は指定席の一部が「アンパンマンシート」になっているようです。
 お子さん連れの旅行の際にはとても喜ばれそうですね。
 その後も同様に特急列車を乗り継いでいくと、JR徳島線の穴吹駅まで行けます。
 穴吹駅からも阿波池田方面へ向かう特急列車はあるのですが、この時間帯では普通列車を乗り継いだ方が早く阿波池田駅に到着できるため穴吹~阿波池田間は普通列車としました。
 阿波池田からは再び特急列車に乗車し、高知駅で下車すれば出発地点まで戻れることになります。


 今回は大部分が特急列車で占めていますが、四国フリーきっぷ、四国グリーン紀行であればそれぞれのパスの一日分の料金だけで済んでしまいます。
 ただし、四国フリーきっぷにおいては特急列車は自由席しか乗車できないので注意が必要です。
 また、土佐くろしお鉄道の窪川~若井間は四国フリーきっぷで乗車可能ですが、そのまま土佐くろしお鉄道の路線で中村方面まで行く場合は別途料金が必要になります。
 その点、四国グリーン紀行であれば土佐くろしお鉄道全線が利用可能なので、例え中村駅から宿毛まで向かうとしても料金が余分にかかることはありません。
 もし、このスケジュールで18きっぷを利用したとすると、18きっぷを利用できる区間が、若井~宇和島間と穴吹~阿波池田間のみなので通常料金と大差なくなってしまうため、18きっぷを利用した場合の<参考データ>は割愛させてもらいました。