はい。ちょっと寄り道したところで、
またシナリオシリーズに一旦戻りマース。
あ、そうだ。
アメンバーじゃなくても、コメント書けるように、
設定変えたので、もし興味ある人はどぞー。
(そんな設定になってたこと、すっかり忘れてたのよ)
てなとこで、今日のシナリオに行きたいと思います。
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課題:別れ
タイトル:扉の向こう側
枚数:5枚
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人 物
佐々木拓馬(28)サラリーマン
相川由香理(26)OL
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○札幌駅ホーム(夕)
人々が行きかい、ザワザワしている。
雪がチラホラ降り始める。佐々木拓馬
(28)、ゆっくりと歩き、ホームに向かっ
て立ち止まり、空を見上げ、白い息を
吐く。
○札幌駅改札前(夕)
相川由香理(26)、JRの入場券をぎゅっ
と握り締め、電光掲示板の上野行きの
時刻を見つめ、一度俯き、改札機に切
符を通す。
○札幌駅ホーム(夕)
佐々木、腕時計をチラリと見て、階段
をしばし見つめ、ホームへ視線を戻し
溜息をついた後、俯く。由香里、す
れ違う人々に肩がぶつかりながら、
東京行きのホームへ走る。
由香理「拓馬!!」
由香理、息を切らしながら、佐々木を
見つめる。
佐々木「由香理・・・。来るなって言ったのに」
佐々木、悲しげに微笑む。
由香理「帰って・・・、来るよね?」
由香理、懇願する様な瞳で佐々木を見
つめる。
佐々木「俺のことなんて忘れて、幸せになれ
よ」
佐々木、瞳に涙をため、由香理の髪を
クシャっとする。ホームに、東京行きの
JRが到着する。佐々木、JRに向かって
歩きだす。由香理、佐々木のコートの袖
をくいっと引っぱる。佐々木、はっとして
振り返る。
由香理「私、忘れないよ、拓馬のこと。いつ
かきっと、追いかけるから」
由香理の瞳から、とめどなく涙があ
ふれる。微笑む佐々木、JRに乗り込む。
佐々木「最後まで自分勝手でごめんな」
○上野行きJR内
切符を見ながら席を探す佐々木、足を
止め窓の外を見る。
○札幌駅ホーム
発車のベルが鳴り、動き出すJR。泣
きながら追いかける由香理。
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と、こんな感じです。
これまた、ありふれたカンジの話ですねー。
今、この原稿見直して思ったこと。
間違い多いわー・・・。
特に、原稿の書き方。
あまりの間違いの多さにびっくりしてしもうた。
ひどいひどい。
なので、改行場所とか結構直してます。
ひとつあからさまに間違いだったので、
直した単語があります。
それでは「上野行き」のとこ。「東京行き」になってたんですねー。
JRって書いてんだから、上野だろ!!
って自分で自分にツッコミ。。。
つーわけで、上野に変えました。
この回の講評は、
「恋人同士であろう二人の別れのシーンがとてもせつない描写で表現できていました」
というお言葉をいただいたんですが、
「二人が別れなければならない理由が、ほんの少しでもわかると尚感情移入できるでしょう」
というお言葉もいただき、たしかになー。。。
と思ったのです。
夢を追いかけるために、上京することになった。
って、ぼんやり考えてたような気がするんだけど、
とにかくあいまい。
夢追いかけるのに、職業サラリーマンってのもあいまいだよね。
シチュエーション考えるだけで精一杯だったようです。