やはりドラマありましたね。新しい時代のF1は完全に勢力図を変えちゃいましたね。


まず第1はダウンフォース削減によるマシンの安定感不足。昨年まではダウンフォースが多く、コーナリング姿勢が非常に安定していたものだったが、今年はダウンフォースは削られ、コーナーで姿勢を乱すマシン・ドライバーが多かった。今回も全てのセッションに渡ってマシンを滑らしている光景が目立ちました。

ドライバーがミスを出しやすくするような状況を作ること。これがオーバーテイクの増加につながるのではないでしょうか。

第2はタイヤマネジメント。今回はソフトとハードの差がはっきり出ました。特に、KERS搭載車はリヤが重くなり、重量配分の面でかなりタイヤに負担がかかってしまい、ソフトタイヤの磨耗が激しかったです。(KERS搭載車以外でもやはりタイヤはきつかったよう)


そんな中でもブラウンGPは関係なし。バリチェロがスタートでミスをしてポジションを下げたがラスト数周で前がつぶれたこともあり、1-2フィニッシュを達成。3位にはトヨタのトゥルーリが入ったが、セーフティーカー中にハミルトンを追い越したようで、25秒加算のペナルティ。セーフティーカー先導でゴールしたため、各車の差はかなり縮まったこともあり、12位まで後退した。チームはすぐさま控訴したが結果はどうか。トヨタは土曜日もリアウィングの件がありタイム抹消。踏んだり蹴ったりとなったがグロックが4位に入り、何とか落ち込みを救った。


そんな中でハミルトンがよく頑張りました。予選18位ながら着々と追い上げてトゥルーリの降格もあって3位まで着ました。あせってミスするかなあなんて思いましたがチャンピオンらしくまとめるところはまとめましたね。一方、さんざんだったのはフェラーリ。どうもオーストラリアと最近ゲンが悪い。ライコネンも2位になりチャンスがありながらクラッシュで結局は16位完走扱い。マッサは信頼性に問題を抱えて終盤でリタイア。KERSのこともそうだけど、マシン全体がまだまだムラがあるなというのを感じましたね。


1週間後のマレーシアも同じような光景が繰り返されるのか?ちょっと見てみたいと思います。


オーストラリアGP 決勝結果(トゥルーリが控訴したため暫定)


1位 バトン(ブラウン)

2位 バリチェロ(ブラウン)

3位 ハミルトン(マクラーレン)

4位 グロック(トヨタ)

5位 アロンソ(ルノー)

6位 ロズベルグ(ウィリアムズ)

7位 ブエミ(トロロッソ)

8位 ブルデー(トロロッソ)

9位 スーティル(フォースインディア)

10位 ハイドフェルド(BMWザウバー)

11位 フィジケラ(フォースインディア)

12位 トゥルーリ(トヨタ)

13位 ウェーバー(レッドブル)

14位 ベッテル(レッドブル)

15位 クビサ(BMWザウバー)

16位 ライコネン(フェラーリ)


※:トゥルーリはハミルトンをセーフティーカー中に追い越したため、25秒加算。

※:クビサとベッテルの接触でベッテルがマレーシアで10番手降格。チームには罰金。