まあオフシーズンでねた切れになりかけているので、レース中やオフシーズンのテスト中におけるピットでの情報のやり取りについてお話しましょうか。



レース中、ピットではドライバーなどとさまざまな情報のやり取りがあるのを知っていますよね。

まあ今はオフシーズン中ですのでテスト中ということになりますね。そこで、チーム・マクラーレン・メルセデスのピットの写真を引っ張って解説したいなあと思います。


まずはピットウォール。


モータースポーツマニアのモタスポブログ-ピット 1

まあ今から3年前のマクラーレンチームのピットウォール。これ皆さんご存知ですよね?テレビでもよく映る所ですよ。モニターにレースの模様や天気予報の気象レーダーなどが表示されているモニター。マクラーレンで言えばロン・デニスが座っていたりしてよく国際映像で捉えられますよね。

ここではマシンについてるあらゆるセンサー(感知器)が付いていて、そこからこのピットモニターにて情報を収集しているんですね。

容量にして1ラップで30~40MB、レースのフルディスタンスにして2GB近くのデータをここで収集しているんですよ。



モータースポーツマニアのモタスポブログ-ピット 2

これが拡大画像。上の二つの画面は皆さんがF1を見ているときに映し出される「国際映像」です。下の画面はいろいろな操作盤みたいになっているんです。小さいかも知れませんが、真ん中のボタンは無線交信のボタンです。ここのボタンを押すことにより、ドライバーやFIAなどと無線を通じて交信しているんです。



モータースポーツマニアのモタスポブログ-ピット 3

これはテレメトリーシステム端末機器。これはドライバーごとに端末があってそれぞれ分かれているんです。予選やテストなどでのデータ収集に使われているものです。このコンピューターで分析するのが各ドライバーについているレースエンジニアっていう人なんです。

場合によってはお互いのドライバーと情報交換してセッティングを協力して決めたりするもんです。(まあアロンソ・ハミルトンやセナ・プロストのように、チームメイト同士で軋轢があって仲が悪かったりすると自分の走行データーをチームメイトに提供するのを嫌がりますが・・・)


まあほかにもピット内で集められたデータをマクラーレン本部(要するにマクラーレンのファクトリー)に転送したり、モーターホーム内でデータを閲覧するっていうことも可能である。

最近はスパイする人とかが多いですからね。その辺のデータは非常に強力なセキュリティシステムによって厳重に管理されるんです。


ほかにも、ピットの裏では極秘事項たっぷりのデータが集うモニター類があったりと絶えずピットでは情報が行き来しているんです。



今回はピットでさまざまな情報のやり取りがされているって言うことをお話しました。ここに書いたのはほんの一握りなモノであって、細かく書き出すとキリがないのでそのあたりにしておきます。F1を観戦するにあたって知っておくといいかもしれませんよ。