8月15日の終戦記念日に、千鳥ヶ淵戦没者墓苑で毎年行われている
日蓮宗主催の慰霊法要に参列してきました。
目を閉じると、じりじりと照らす太陽の日差しと、蝉の鳴き声が
終戦当時の惨状を映し出すようでした。
大勢の参列者がお焼香をされ、一心に手を合わせ戦没者のご冥福を
祈る姿が印象的でした。
法要後は、日蓮宗東京南部青年会の慰霊行脚に参加させていただきました。
千鳥ヶ淵墓苑から大田区の池上本門寺まで約20㎞ほどの道のりを
うちは太鼓を叩きながら、お題目を唱え歩いていくのです。
これは、キツイ(。>0<。)
正直、僕は池上本門寺まで歩いたのは一度だけで、必ず途中で心の糸が
プツンと切れて、リタイヤ。
よわいな~(ノ_-。)
今年も、池上までたどり着くかどうか不安でいました。
すると、なんと昨年はお寺の檀家さんの葬儀と重なってしまい参加
出来ず知らなかったのですが、昨年からは池上の半分地点
五反田までの行脚となったそうです。
やった~(=⌒▽⌒=)
喜んで良いことか、悪いことかはわかりませんが、僕の心の中は
すごく楽な気持ちになりました。
それくらい、池上までの道のりがきつかったのです。
皆が歩いて行くので当初は途中でやめるとも言えず
くっついていきましたが、猛暑と足の痛さに意識はもうろうとしました。
ここ数年、大変な猛暑となり、やはり無理をして体調を崩す方が
いらっしゃるため、安全に配慮してのことだそうです。
五反田で解散後も、何名かの青年僧侶は池上本門寺まで
お参りに行かれたそうです。
すばらしい~
最近では、お盆休みも分散化され、8月15日も出社される人が多く
多くのサラリーマンの方々の間を抜けての行脚となりました。
われわれ、僧侶が行脚する姿がやはり珍しいらしく
携帯電話のカメラでたくさん写真をとられました。
年配の方は、我々に手を合わせてくれる方もいらっしゃいました。
最近の若い世代の方は、8月15日が何の日かと質問しても
なかなか終戦記念日という答えは返ってこないそうです。
カメラを手にして私たちをとる方々の何人が、今日は終戦記念日だと
気づき、そして慰霊のための行脚だと気づいてくれたでしょうか?
本意であったかどうかはわかりませんが、皆未来の私たちの為に
尊い命を失い、今の日本を残してくれたのではないでしょうか?
多くの尊い命があっての、今の自分自身の命であるということを実感します。