急激な物価高のよる影響もあるのでしょう、生活にゆとりがなくなったと感じる人の割合は5割を越えているという統計も出ています。確かに日々のニュースでは、犯罪や事故などネガティブなものを扱うケースが多いので、余計に心が暗くなることがあります。

 

 しかし世の中は、着実に良い方向に進んでいます。きのう丸亀市の広報12月号が届きました。その中で心温まる記事が紹介されていました。

 

 ひとつは、小児がんや心臓病など小児慢性病を抱える子供たち、香川県内には約900名ほどいますが、その長期の入院生活によって社会から孤立しがちな子供たちとその家族に支援を行っている「NPO 未来ISSEY」という非営利法人の活動です。

 

 二つ目は、地域の7つの高校の学生が「社会貢献したい・SDGsに興味がある・他校生徒と関わりたい」などの想いから立ち上げた、“まるがめ高校生ボランティア部”144名の活動報告です。瀬戸内海の島に打ち上げられたゴミの清掃、町おこしによる地域の人とのつながり、小学生との交流など、昭和世代の我々には無かった発想だと思います。

 

 “意識が現実を創造する” つまり人々の意識が変われば、未来は良くも悪くも変えられるというのが真実ですから、こういう若者たちの活動は応援したいですし、自分も見習う必要があると感じました。

 

 “今だけ金だけ自分だけ”という利己主義の恥ずかしい意識から、“社会環境をより良くするために私に何ができるだろうか”という大人の意識へと、若い世代中心に変わりつつあると思います。私には、明るく幸せな未来しか見えません。