あなたの想いとコトバをこの世の光にする男 
井上祐宏であります!

私自身の想いとコトバをこの世の光とするために…

私と母との数奇な物語…


昨日に引き続き、綴ります。

第64章 逝った母の体を抱きしめて残っている温もりを味わった…そして母の魂が私に語り掛けたコトバとは…

今、2024年3月8日満月の日に、母との最期の日について、綴ろうとしている私がいます。

ブログをチェックしたところ、母が余命宣告を受けたのは2019年6月5日であることが分かりました。

医師は病院で私にこう告げたのです。

大腸がん、そして肝臓に転移、それによる腸閉塞…

ステージ4で、もって今年いっぱい…

腹膜炎が起きたら、数時間で死んでしまうこともありうる

二、三日持つ場合もあるけれども…

それがいつ起こるか分からない…

緩和ケアが必要な状態です…


それから三か月…

いつ死ぬか分からない状態の母と過ごした日々…

そしてそんな状態に母がなってから、看取りの施設・はなみずきの家にお世話になり、奇跡的に、人工肛門をつけた母が、肛門から便が出て、施設に泊まり込み、やがて家からの通いになり、でも母と顔を合せなかった日はありませんでした。

そして初めて、8月8日に出張に出て、その日は母の顔を見ることがなく、でもその代わりに?井之頭公園で母の魂をエンプティチェアをしました。

出張先で講演をし、それから大阪でマッサージを受け、それがとっても良くて、マッサージしてくれた施術師とのツーショット写真を撮ってブログで紹介した私…

翌日の朝、出張先で、はなみずきの家のスタッフから電話がありました。

「お母さんがもうそろそろ、危ないかもしれません」

そんな電話を受けても、私は正直、高を括っていました。

まさか、そんなに早くは逝かないだろう…

そして新幹線で朝、移動し、午後一時くらいでしょうか?

母の施設のある浦和美園駅で漫画の立ち読みをしていた私に、再度スタッフから電話が…

「今、どちらにおられますか?」

私が

「今、駅に着いたところです」

と応えると

「ああ、良かった。じゃあ、もうお戻りになるんですね」

とスタッフは安堵したようでした。

施設に着くと、スタッフの方が、

「息が激しくなって、胸で大きく呼吸するようになるのが特徴です。
そうなってから逝かれる方が多いです」

と告げられました。

そう言われても、それほど緊張感も切迫感もなく、母の部屋に入ると、母はそれほど変わった様子は見られませんでした。

私は

「もう最後なんだから」

といった気持ではなく、でも基本的にいつ逝ってもおかしくないのですから、
母に、昨日の朝、私が撮った母の魂との会話の動画を見せました。

母はそれを見ていました。

それから母のとなりで、当時放映されていた連続ドラマをネットで視聴していました。

母は、しばらくして、大きく胸で少し苦しそうに呼吸をし始めました。

私はその母をケアしていたところ、数分で落ち着き、ホッとした私は再び母の傍らでテレビドラマを見ていました。

ふと、母のほうを見ると…

母の呼吸が止まっていました…

ついに…この時が…

スタッフを呼びました。

スタッフは母の死を確認し、医師を呼びました。

医師が来る間、私は母の遺体を抱きしめました。

まだ体は暖かい…。

そんな母に私がどうしたのか?

はっきりとは覚えていません。

その日のことを綴ったブログも残っていません。

でも動画が残っていました。

それをご紹介させていただきます。

母が旅立った直後の母の魂へのメッセージ・井上祐宏・はなみずきの家浦和美園E1にて2019年8月9日

と私に告げた

おかあさん

僕を待ってくれてありがとう

一緒にいるときに逝ってくれてありがとう
お母さんは

本当に
あっという間に逝ってしまった

帰ってきて テレビ番組を見ている間に気がついたらお母さんはもう旅立ったね

お母さんの魂はまだここにあるという風に
僕は思っているので

お母さんに
伝えたいことをこれから話します

昨日一日
来れなくてごめんね

大阪に主張に行って
今日

ハナミズキの家から
連絡があって

今日行くつもりだったけども
もう危ないって言うことを聞いたので

着いて

本当に
数時間で

お母さんは旅立った
でも僕はすぐそばにいたのに

お母さんが旅立ったことを気づけなかった

お母さんの呼吸がちょっと荒いなって思って
側にいて

気がついたらお母さん もう呼吸をしていなかった
苦しまないで逝ってくれたことは

ちょっと苦しそうだったけどね、最後のほうは、ね
呼吸がね

でも安らかに逝ってくれたと思います
最後にお母さんと僕との

エンプティチェアの映像を見せたね

ありがとうってお母さんに何度も言ったよね

ああああああ
その映像を

見せた後に見てくれた後に
旅立ってくれたこと

本当に良かった
まさか今日この時間に

逝ってしまうとは
思っていなかった

もう何日かはもつんじゃないかと思ってたけど

わからないもんだよね、人が死ぬっていうこと 旅立つっていうこと

でも本当に色んなことを
このお母さんと一緒に過ごす

何日か…1か月くらいかな
僕は

向き合わせてもらったし学ばせてもらった

本当にありがとう お母さん

何もしてあげられなかったなあ、って思うけど でも

僕はお母さんからたくさんのものをもらいました

ありがとう
人は死ぬんだ いつ死ぬかわからない

おかあさんの魂に 手を合わせます

おかあさんの魂を 僕は抱きしめる



最後の
遺言ビデオレター

お母さん
お母さんが今日死んでしまって

お母さんに今お母さんの魂が聞いていると思って

このメッセージを伝えます
お母さんの魂と向き合い、

お母さんの魂を引き受け、お母さんの魂を抱きしめ お母さんの魂を吸い込み

お母さんの魂をこのからだの中に駆け巡らせ、味わいます

おかあさん いろんな思い出が
去来するけど

おかあさん
僕を産んでくれて本当にありがとう

そして

こうやって
最後の時を一緒にいらせてくれてありがとう

一緒に
映画を見てくれてありがとう

最後に
僕の

お母さんへのメッセージを
聞いてくれてありがとう

ありがとう
本当にありがとう

本当にありがとう


さらに…

こんな映像も…

「からだがまだ温かい!」母の遺体を抱きしめる井上祐宏2019年8月9日


その後、医師の方が夜中に来て、母の死を確認し、死亡診断書を書いて頂きました。

それから数日の間に葬式が済み、火葬場に母の遺体を運ぶ途中の霊柩車の車中で

「私が護るから」

というコトバが聞こえたような気がしたのです。

母が私の魂に語りかけてくれたんだな…。

そんな風に思えました。

合掌

追伸

私が母が旅立つ前日に行った母の魂とのエンプティチェア映像を公開したところ、その動画を見た女性からこんな感想を頂きました。

「井上さんの映像を見て、母とエンプティチェアをやったら腑に落ちるものがありました!」天満由佳2019年8月17日

井上:天満由佳さん!こんにちは!
私がちょうど一週間前にアップした母の魂と一人芝居みたいにエンプティチェアをしたんですけど、それを見て響くものがあったとおっしゃっていただいて嬉しかったんですが
どんな感じだったんですかね?

天満:井上さんが目に前にいらしゃらないお母様に伝えられたことと、お母様の井上さんへの返答が、「本当にお母様絶対にこう思っていらっしゃるな!」って思えるコトバだったので!これ本物だなって凄く・・・

井上:思えたんだ!

天満:思えました!
で凄いな!って思って、先日エンプティチェアについて井上さんから伺っていたんですけど、やり方がちょっとわからなくて、実際に映像を見たら
「これは本当だな!」って思ったので、
井上さんがそれ(母の返答)に対してお答えしてたじゃないですか。
「あ、こうやって目の前にいなくても自分の本音を伝えて、相手の立場になって、返したら自分も思いも寄らない応えが出てきて…。
私もその後、母とエンプティチェアをやってみて、自分の中で腑に落ちた部分があったし、これは色んな人と、座らせてみてエンプティチェアをやってみたいな、って思いました。

井上:お母さんはまだご存命?

天満:はい。

井上:はああ、でもやっぱり「お母さんはこう思っているのかもしれないな」っていうのが自分の中で腑に落ちたってことね?

天満:そうです!ビックリしました。
子孫へのラブレターもいいけど、エンプティチェアもこんなに響くものがあるんだ!って!やって良かったと思います。

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