おはようございます…

と言うコトバが浮かんだ

余命わずかの伯母の傍らの寝床でこれを綴っている井上祐宏です…



昨日、朝から遠出をして、夜10時くらいに施設に戻った私を待っていたのは

さらに衰弱している伯母の姿…

眠っていました。

頻繁に呻く

助けて

という声もなく…

四時間ほど寝て、朝5時頃目が醒めましたが

あの

助けて~

という声が

懐かしい…

でもたまに

助けて

と言います。

今朝はまず

指が痒いの~

と言うのです。

掻いてあげてから、

「そうだ、伯母は爪を切ってほしがっていたなあ」

と思い出し、

「爪切ってほしい?」

と聞くと

うなづくので

爪切りを探したら…あった!

爪を切ったのですが、時折

「痛い!」

と言います。

「血が出ちゃったんじゃないか?」

と心配しましたが、そこまでは行かず…

なんと不器用でガサツな私…

また

勝っちゃん(亡父の名前)、助けて~

と言うので

どうしたの?

と聞いたら、

「頭が痛いの?」

と言うので

やさしく、頭の痛い部分を撫でながら愛でていたら

しばらくして、痛いのは飛んでいきました…

そんな風にしていたら

なにもかもよし

というコトバが浮かびました。

そう…

なにもかも…よし…

私が思うことも、考えることも、感じることも
伯母がどんな状態であっても
世界がどうあっても

なにもかもよし

なにもかもよし

なにもかもよし

合掌