9月29日にNHKクローズアップ現代でこんなテーマの番組が放映されていたことを

今日、知った!

生きづらさを抱えるあなたに障害者殺傷事件が投げかけたもの

印象的だったのは、現実に障害者を支える企業での取り組みが色々となされていること。

弱さを認め合うことで、復職への可能性を開いている富士ソフト企画の試み。

また北海道のぺてるの家の存在も紹介されていた。

 

とても懐かしい思いに駆られた。

 

私がぺてるの家の存在を知ったのは実はもう30年以上前・・・。

 

その際に、ある障がい者の女性の言葉が、20代前半の私の魂に響き渡った。

 

彼女の両親は、娘のために懸命に「障がい者のための夢の施設」を作ろうとした。

そして出来上がったその施設は、「牢獄」だった。

 

彼女はスウェーデンを視察し、障がい者が町に堂々と出ている姿を見て、施設を出て、ボランティアの助けを借りて、一人暮らしを始める。

 

彼女は言った。

「私たちが街に出ることで、街が変わるんです」

 

今べてるの家のホームページを見て、その理念の素晴らしさを再認識した。

 

べてるの家の理念
・三度の飯よりミーティング ・安心してサボれる職場づくり
・自分でつけよう自分の病気 ・手を動かすより口を動かせ
・偏見差別大歓迎 ・幻聴から幻聴さんへ ・場の力を信じる
・弱さを絆に ・べてるに染まれば商売繁盛 ・弱さの情報公開
・公私混同大歓迎 ・べてるに来れば病気が出る ・利益のないところを大切に
・勝手に治すな自分の病気 ・そのまんまがいいみたい ・昇る人生から降りる人生へ
・苦労を取り戻す ・それで順調、などなど

 

素晴らしすぎます\(^o^)/