タブレットを固定する木製ケースを製作

 

 

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 いろいろ製作したり、修理しているのですが、ちょっと面倒でなかなかブログ更新できていません💦

 製作・修理の過程で写真を撮ることをすっかり忘れているケースもあり、まだまだブログを書くことに慣れていません💦

 

 さて、今回は、コロナ禍でのテレワークの時に、気分転換に音楽を聴いたり、森で録音された音を環境音として流すために使っていたタブレットを固定するケース(治具?)を紹介します。

 タブレットといっても私個人としては旧世代のもので、既に新しいものを使っています。よって、今回ケースを作成したタブレットは、まさに音楽や環境音をかけるために使っていたもので、テレワーク用の机(といってもとても小さい)には置けないタブレットをうまく設置するためのものです。電源やアンプ付きスピーカーに接続するためにケーブルが刺さった状態となるため、机の周りにうまく置いておくことができず困っていたので作りました。

 

 ケースや治具といっても、タブレットをどう固定して、テレワーク環境下で使いやすくするかは悩みました。書見台のようなもの、メタルラックに引っ掛けるようにするものなどです。ただ、余っているパソコンモニタ用の古いアームを見つけ、これだ!と思って活用しました。パソコンモニタ用だとものすごくしっかりと付くので、今回のような軽いタブレットには過剰な設備ですが、余っていたのと、タッチ操作でタブレットが揺れたりするのが嫌なので採用しました。

 

まずは出来上がりから。写真の右側にテレワーク用のパソコンモニタがあります。

 ちょうどデスクに向かって左側にメタルラックがありましたので、そのメタルラックの支柱にパソコンモニタ用のアームを取り付け、そのアームに自作のケースを付けて、そこにタブレットを差し込む感じです。

取付の感じは裏側を見ればわかりやすいかと。↓

 

ケーブルの長さがぎりぎりのため、撮影のためにケーブルは抜いてあります。

 

 

 

タブレットは右側から出し入れできます。なんの固定具もありません💦

タブレットを抜くとこんな感じ。

作製したケースは、いわゆる100×100mmのVESA規格で留めているのがわかると思います。

このタブレットの場合は、電源ボタン、音量ボタンが下面の右のほうに、電源用のUSBコネクタや、ステレオジャックが右側面に用意されていますので、そこへのアクセスができるように工夫したつもりです。

 

製作した部分がもう少しわかるように、ケースをアームから取り外して写真を撮ってみました。

まずはタブレットを入れた状態で、正面、右側面、右側面のアップです。

右側面の写真にはステレオジャックとUSBポートが見えます。

 

次は下部の電源ボタン、音量ボタンのあたりです。操作できるように切り欠いてあります。

 

少しだけタブレットを抜いてみると・・・右側面の写真です。

(撮影後に見たら、タブレットを入れた状態、完全に抜いた状態以外の抜き差し途中の写真はこれだけでした💦)

 

タブレットを抜いてみるとどういう作りになっているかがもう少しわかります。

まず正面と背面。

ケース本体の背面は9mm程度の板なので、VESAマウントのネジが止められません。

そのため、VESAマウント用のネジを受けるためのインサートナットを入れられるように板を重ねています。

右端はインサートナット部分の拡大写真です。

 

 

 

同様に、右側面。

 

次は右側面上部。このあたりの写真を見るとわかりますが、

5mmや9mm厚の合板を組み合わせて作っています。

また、角をルーターの面取りビットで丸めており、また頑張って紙やすりできれいにしてあります。

 

 

 

最後の仕上げとしては、いつものワトコオイルのエボニーとしています。

 

 

 

 

最後に一番凝った・・・・手間がかかったところの写真です。

下部右側の電源ボタン、音量ボタンのあたりです。

先ほどのタブレットを入れた状態ではわかりにくいですが、かなり華奢なつくりとなります。

タブレットを抜いた状態で押すとたわみます💦

 

 

せっかく作ったのですが、製作後半年余りでテレワークの回数も減り、

いまでは週末に部屋にいるときに、時々音楽を聴くのに使う程度です。

 

以上です。