一体型ステッピングモーターの制御信号の入力方法は、一般的には次のいくつかの方法があります。具体的なモーターモデルやメーカーの指示に基づいて適切な方法を選択する必要がありますが、以下に一般的な方法をいくつか説明します:

パルス/方向制御(Pulse/Direction Control): 
この方法では、2つの制御信号を使用します。パルス信号はモーターをステップ毎に駆動するために使用され、方向信号は回転方向を制御します。パルス信号のパルス幅や周波数によってステップの速度が制御されます。

「写真の由来:Nema 17 一体型ステッピングモータ 0.44Nm(62.32 oz-in) ドライバ付 ISC02 10-30VDC


ステップ/ドライブ制御(Step/Drive Control): 
この方法では、ステップ信号とドライブ信号を使用します。ステップ信号はモーターをステップ毎に駆動するために使用され、ドライブ信号はモーターの回転方向を制御します。ステップ信号のパルス数や周波数によってステップの速度が制御されます。

「写真の由来:Nema 24 一体型クローズドループステッピングモーター 24-50V DC 3.0Nm(425oz.in) 1000CPRエンコーダ付 ESSシリーズ


シリアル通信制御: 
一部の一体型ステッピングモーターは、シリアル通信を使用して制御信号を送信します。一般的なプロトコルとしては、UART(Universal Asynchronous Receiver/Transmitter)やSPI(Serial Peripheral Interface)が使用されることがあります。この方法では、制御信号をシリアルデータで送信し、モーターがそれを解釈して適切な動作を行います。

アナログ制御: 
一部の一体型ステッピングモーターは、アナログ信号を使用して制御されることもあります。アナログ入力によって速度やトルクを制御することができます。アナログ制御は連続的な変化が可能であり、微調整が必要な場合に有用です。

これらの方法は一般的なものであり、具体的なモーターモデルによっては異なる制御方法が存在する場合があります。モーターメーカーの提供する技術情報やマニュアルを確認し、適切な制御方法を理解して利用することが重要です。