Quick Japan ももいろクローバーZ 個人全力特集シリーズ完結記念

読書感想文コンクール ノミネート作品

 

桃色の家族

 

1. ももクロのの魅力とは? 

「オギャー!」。助産婦に抱きあげられ、そのまま妻のお腹に腹ばいに乗せられたわが娘は、皺だらけの顔を微かにあげ、まるでなにか自分の運命を確認するかのように、その先にある母親の顔を、強い眼差しで見つめた。建て替え間近の古びた病院の一室に夏の終わりの優しい光が差し込み、産まれたばかりの娘と母親を祝福していた。僕の人生が変わった瞬間である。その娘も今年で15歳となる。これまで、父親として彼女と過ごした時間は、言葉では言い表せないほど充実した時間であった。今も思春期の難しい年代にも関わらず、仲はいい。特にももクロが好きだという共通の趣味があることも大きいだろう。ケーティー ペリーなども好きで一緒にコンサートにも行った。でも夢はももクロのライブに行くことらしい。そうした父親である僕が、娘とあまり変わらない年代のももクロというアイドルにどうしてこれほどまで魅せられるのか、実はよく分からない。非常に硬い仕事をしている僕がももクロのファンだということを知ると、会社の同僚はそのギャップに驚き、「ももクロの何がいいの?」とよく聞かれる。とりあえず「娘を応援するような感じだよ」とか「全力なところかな?」と無難な回答をする。しかし、実のところその答えに全然納得していない自分がいる。そんな簡単な言葉で片付けられるものでないのだと。。また、僕だけでなく、彼女たちの魅力の虜になっているオジノフというおじさん達は非常に多い。また、男性だけでなく、女性のファンも多く、年代を問わないファン層を獲得している。どうしてこれほどまで、ももクロは人気があるのだろうか。その答えを探して、ももクロに関する本をいろいろ読み漁った。有名な大学の教授の方がももクロの分析をされている本も読んだ。もちろん共感できる内容であったが、正直そこには答えはなかった。だからQJがももクロのメンバーの特集をすると聞き、真っ先に購入した。合計6冊にわたる膨大な紙面を使って5人の1人1人の人間性を浮き彫りにしようとする編集者の強い意気込みが感じられる濃い内容であった。ただ、彼女たちのことを知れば知るほど、その魅力を言葉で表現することが難しくなる。ももクロの魅力は、QJの全力の特集を持ってしても説明しきれないのだ。だが、QJ特集の記事で、ももクロの魅力に原点に迫った記事がある。それはメンバーの親との対談・インタビュー記録である。子供の人格形成に親は大きく影響を与える。僕自身、父親としてそれは身に持って感じる。この感覚に従い、親に彼女達の生い立ちを聞くことはももクロの魅力の原点を紐解くヒントを与えるのではないか、そんな気持ちで、QJのこれらの記事から彼女たちがここまで人気を得るまでになった魅力の核心に迫ってみたい。まず、各メンバーの親への取材方法について検証してみる。おそらく意図的なものであろう、一人っ子と兄弟がいる場合では取材方法が違う。すなわち、一人っ子メンバーは(れに、ももか、あーりん)、全員母と娘の対談である。一方、兄弟がいるメンバーは(夏菜子、しおりん)、親御さんへのインタビューになっている。一人娘の場合、母親との関係が深くなりやすく、特に娘に自ら実現できなかった夢や理想を求め、自分の分身として感じることが多いようである。対談で母親及びその娘との関係を知ることは、メンバーの原点を理解することになる。一方、他に兄弟がいる場合、母親として娘の育児に専念できない。従い、一人っ子の場合ほど、母娘との間で濃密な関係ができにくいことから、インタビュー形式をとったのではないかと想像する。このように家庭環境によって取材方式を変えたことが、彼女達の親との関係を際立たせる興味深い記事となった一因だと思う。QJ編集者の方々の深い洞察に感謝したい。

 

2. 紫の家族 (特集112号)

れにちゃんの特集は、お母様と娘との対談形式である。この対談では、期待どおり、ももクロの感電少女の原点を垣間見れる。まず、「れに」という名前が、お母様が小学校時代に思いついた名前であるということが驚きだ。なにか常人には計り知れないものを感じる。また、夜一人で布団にもぐって、布団針で鼻にピアスを開けたエピソードなどは、よくわからないが微笑ましくもあり、異才を放つれにちゃんのお母様ならではであろう。れにちゃんとは言うと、夜寝れないと「ドイツ語講座」を見て、ノートにドイツ語をひたすら書き写したりと、子供の頃から既に少し風変りな性格であったことを物語るエピソードが語られてる。そうしたエピソードを楽しくテンポよく話す、お母様とれにちゃんの関係は、他の一般家庭のものと少し質が違う。その違いは、小島氏に「仲がいいですね」と言われた後に、れにちゃんが発した次の言葉に凝縮されている。「うん。いちばん家族と仲がいい自信がある」と。こうした言葉はなかなか言えない。特に自己表現があまり得意でない日本人は。でも、それを躊躇なく言えるれにちゃんは、それだけ、家族への愛が深いのであろう。初対面の人を虜にする魔法の笑顔を向けることができるのも、れにちゃんを支えてくれる家族の深い愛があるからだ。絶対的な家族愛が「笑顔が一番高城れに!」を生んだ秘密だ。
 

3.黄色の家族(特集114号)

しおりんの特集は、ご両親へのインタビューという形で繰り広げられる。しおりんの記事で特徴的なのは、メンバーの中で唯一お父様がインタビューに参加されていることである。対談の内容からしおりんの成長に父親として積極的にかかわってきたことが想像できる。しおりんととても仲がいいのだ。しおりんは子供の頃、人形などには興味がなく、お兄さんとくっついてウルトラマンのビームのポーズをとって外で遊んでばかりいた。こうしたエピソードなど、まさにアイドルらしからぬさばさばした男前のしおりんの性格の原型が見て取れる。また、スポーツも勉強も何事も器用に無難にこなす姿も、アイドルとなった今と全く同じである。特徴がない一般人であるとの表現をご両親はされるが、何万人の前に歌って踊り、トークを回せる一般人などいない。他のメンバーとの比較論でそう感じられるのかもしれないが、逆にももクロというグループの中で、しおりんの常識的な感覚は貴重である。その感覚と機転の利く頭があるから、MCやアシストタンと的な役割を担うことができるのだ。一方で、こうした特徴がないということは、実はまだしおりんが本当の意味で覚醒してないからかもしれない。すなわち、彼女が自分の隠れた才能を発見した時に、初めて強力な個性となるのだ。「幕が上がる」での彼女の演技に大いなる才能を感じられると平田オリザ氏も批評されており、女優としての才能が今後より花咲く可能性もある。もっとも潜在能力を秘めている「眠れる獅子」、しおりん。彼女の今後の活躍が非常に楽しみだ。
 

4. 緑色の家族(特集116号)
 

ももかのお母様との対談はユニークである。それは、ももかの生い立ちを語ることは、すなわち赤ん坊の時から子役として活躍してきた彼女の経歴を振り返ることであるからだ。不思議なほど家庭での話はなく、子役時代の芸能界のお仕事の話が中心の対談である。ももかの経歴は、物心つく前から彼女を支えてきたお母様の勲章であり、大物芸能人とももかが移っている写真はトロフィーである。興味深いのは、一見輝かしい子役時代に、ももかは幾度も挫折を味わっていることである。一度目の挫折はCMなので引っ張りだこであった小学時代から一転して、中学生になった途端仕事がなくなった事。二度目はEXPGでそれまでダンサー役であったにも係らず、DVD化される横浜アリーナ公演で急きょ旗振り役に変更させられたこと。三度目はP-Aというアイドルグループに加入した直後に解散したこと。これらについて、母娘とも実に残念そうに語っている。ここまでの挫折を多感な中学生までの間に経験したことは、ももかの人格形成に大きな影響をもたらしたのであろう。ふとしたことで人気がなくなってしまう芸能界で生きていく厳しさを物心ついた時から肌身で感じているのだ。常日頃から油断を見せることなく、いつも他人の目を気にして慎重に行動することを求められた幼い娘。こうした経験が、とても慎重で人一倍気を使う彼女の性格の一因になっているのかもしれない。また、少し引っ込み思案で初対面の人と仲良くなるのに時間がかかるのもこうした挫折経験が影響しているのだろうか。皮肉にも、ファンにとってはそうした彼女の不器用さが、大きな魅力の一つであるのだが。一方で母娘間の関係は、非常に親密であるようである。小さい時から二人三脚で厳しい芸能界を生き延びてきたのだ。小島記者からの娘との関係を問われ、お母様は「今は放任主義です」と応えている。ももかは「最近は家に帰ってこなくてもいいと言わるんです」と加える。と言われつつも、毎晩帰ってくるももかをお母様はとても愛おしく感じている。ももかにとっては、母親の愛情にあふれる家庭は最も落ち着ける場所なのだ。それを指摘されるとももかは照れるように母親を遮る。このやり取りから母娘間の関係の深さがうかがい知れる。臆面もなく「家族と一番仲がいい」と断言する推され隊の相方、れにちゃんととても対照的である。また、対談中お母様の発言がすごく全面に出ていることからも、お母様はももかの精神的支柱であるとの印象を強く受ける。それをお母様も感じていて、これからは彼女が精神的に独り立ちして欲しいと思いがあり、あえて今は「放任主義」と突き放す言葉を使ったのかもしれない。ももかも今年20歳という成人の年齢になった。どんどんももクロとしての活動が広がり、特に歌い手としてのももかの最近の成長は目を見張るものがある。フォーク村でのソロ曲で表現力が確実に豊かになっている。圧巻であったのは和田アキ子さんとの古い日記でのコラボである。迫力のある和田アキ子さんの歌声に、負けることのない巻き舌交じりの歌声と切れのある踊り、鳥肌が立つほどのパフォーマンスだった。表現者として最も大事なことは、人間として何かを伝えたいという、内に秘めた強い思いである。内面的に成長するためには、精神的に母親から独り立ちしなければならない。それが彼女の意識だけでなく、歌やパフォーマンスの質を更に進化させるはずだ。ももかが精神的に独り立ちする日が、アイドルの枠を超えた本物アーティストとして覚醒する瞬間なのかもしれない。
 

5. ピンクの家族(特集119号)


さて、あーりんである。あーりんのソロ曲でも有名な、あの、あーりんママの登場である。俄然期待は高まる。その期待を裏切らない興味深い内容になっている。最も印象深いのは、あーりんママの教育方針は、自分の母を理想としながら、一冊の本をガイドにしていることであった。酒井美意子さんの「花のある女子の育て方」という本である。酒井美意子さんとは、戦前の華やかな華族社会を経験された淑女である。酒井さんによれば「花」があるということは、単に容姿がいいことや教養があることではなく、また芸が達者なことでなく、それを超えるなにか、人の心を掴む魅力を持つことであると。これを聞くとまさに子供を花のあるスター、いやアイドルに育てるため、あーりんママは英才教育を志していたことがよく分かる。酒井さんによれば、マナー(形)は意味があり、小さい時からそうしたマナーを覚えさせる入ることは気品をつけさせる上で、不可欠としている。あーりんが2歳8か月で ナイフとフォークを使ってステーキを食べようとしている写真をみると、あーりんママが如何に情熱を持って「花のある女子」を育てようとしていたか分かる。また、その後、活動範囲が広がる中学からは 門限はもちろんのこと、漫画は禁止、メール送る前にはママに見せなさい、料理は火を使っていけないとの佐々木家のルールが確立し、箱入り娘のあーりんが誕生する。大人気曲「あーりんは反抗期」で、あーりんママが度を過ぎた教育ママ的としてコミカルに描かれている。しかし、今回の対談で、実は、酒井さんの本から育児をヒントを得たとの話と合わせて考えると、実際、あーりんママは極めて常識人であるとの印象をうけるから面白い。どんなことをしてでも、娘を立派に育てようとしている芯の通った母親だ。その一方で、最近まで一緒に寝ていたが、パパと仲良くしていることを嫉妬して、ママがあーりんと別室に寝るようになったエピソードが紹介される。全くどっちが子供かわからない(笑)。これほどくだらないことをネタにするには、家族の中がよほど良くないとできない。対談の最後に、国立でのライブでのスピーチであーりんは「ももクロに人生捧げます」との名コメントを残しているが、それは一切事前にあーりんママに相談なかったとのことが明かされる。あーりんママは20歳までは親の責任としているが、当時17歳のあーりんは既にママから自立した女性へと進化していたのだ。と思いきや、今年の正月のUSTの放送中、「あんまり食べるなといってください」とメールするあーりんママと、それを受けてその後なにも食べなかったあーりん、なんとも愉快な母娘である。この親子関係があるこそ、「あーりん」という圧倒的なキャラクターが生まれたのだ。
 

6. 赤の家族 (特集109号)

 

最後は、夏菜子の母へのインタビュー記事である。芸能界のトップアイドルのリーダーの生い立ちは自然豊かな田舎で育った至って平凡な女の子であった。お兄さんと弟の間で、田んぼや山に囲まれた静岡でのびのびと活発に過ごした幼少期。近所の子供たちと夜遅く、思いっきりそうした自然に囲まれた生活の中で、その後アイドルとして活躍し光り輝く彼女の天才的な感性は育まれたに違いない。親の介入しない子供と自然だけの空間は、現代の日本に失われつつ風景であり、何事にも代えがたい教育環境である。そうした素晴らしい環境に育てられながら、夏菜子もお母様の意思によって小さいころから習い事をしていた。エビ反りの原点である新体操を3歳からやっている。お母様としては3歳になる前に習わしたかったことや嫌がる夏菜子を見かねた近所の人が辞めさせたらと言われても、「負けちゃいけない、この子の才能を伸ばすんだから」と思ったことが語られる。ここに、夏菜子のお母様の娘の才能を最大限伸ばして上げたいと思う強い親心が感じられる。また、ポートボールのキャプテンに指名された時も「イヤだ」って言ってしまう夏菜子であった。ももクロのリーダーに指名された時と同じ反応である。リーダーとして指名されるのは、人を引っ張っていく天性の人間性を備えているのであろう。ただ、指名されて拒否反応を示すのは、彼女自身責任感が人一番強いだけでなく、目指している理想やプライドが人一倍高く、その時自分の力がまだ不十分であると本能的に察しているからではないか。インタビューの最後に娘へのメッセージという形で手紙が書き添えられている。夏菜子のお母様ならではの、涙なしでは読めない素晴らしい内容であるため、僕の稚拙な言葉で表現することも憚れる。ただ一つ言えることは手紙の一貫したテーマは笑顔であることだ。夏菜子の生い立ちを振り返るとそこには常に笑顔がある。笑顔という言葉が短い手紙の中で8回も出てくるほど、夏菜子は常に笑顔でいたのだ。そして、19歳の誕生日にお母様が夏菜子に送ったメッセージ「夏菜子の宿命が人を幸せにすることであるのなら、あなたは笑顔で生きていけばいいと思います」と。それに「任してください」と返す夏菜子。このメッセージが、夏菜子の国立での「笑顔の天下」の名言に繋がっているのは間違いないだろう。そしてお母様は夏菜子から笑顔から消えないよう彼女を全身全霊でサポートすることを宣言し、最後には「太陽の子、夏菜子!!もっともっと高く飛べ!」との祈りを込めて終わる。既に自分の手に届かない遠い場所に行ってしまっている娘にさらに上、上と目指せと。深い愛に満ちた手紙を母親から受け取った夏菜子は、ももクロのリーダーとして笑顔の天下を目指して、光り輝いている。笑顔は想像できないほどの可能性を持っているのだから(マザーテレサより)。
 

7. ももクロの家族(特集119号・特集112号)

 

ももクロのメンバーは小さい時から、ももクロとしての活動をしている。結成8年を身近に控え、彼女達の青春時代のほとんどをももクロとして過ごしている。QJ特集の各メンバーがお互いどう感じているかについてのインタビュー記事をみても、メンバー間の関係がまるで姉妹のようであることがよく分かる。ライバルでもある一方、お互いのことを気遣う様は、本当の家族よりも深い関係だ。また、実はももクロを魅力的にしているのは、それを支えるスタッフとも、家族的な関係を築けてあげていることが大きい。スタッフは、ももクロの成功に不可欠な大事なファミリーなのだ。彼女達と一緒に夢に向かって、苦しんでは泣いて、成功しては笑い、苦楽をともにしている。そうしたスタッフ達が、ももクロと素晴らしいものを作り上げていきたいと本気で思わなければ決して人の心を打つコンサートや映画など作れない。ももクロにはそうしたスタッフの気持ち掴むを不思議な魅力があるのだ。スタッフの中で、ももクロの母は、結成当初から振付を担当している石川ゆみ先生だ。そのゆみ先生が、彼女の後継者はあーりんだとしているが、それは振付師としての資質に留まらず、ももクロの中であーりんが今後母親的な立場を担うことを示唆しているようで興味深い。また父は、言わずもがなマネジャーである川上氏であろう。この2人のももクロの親がももクロの精神的な支柱となり、これまでの彼女達の快進撃を支えてきた。2014年の初頭のインタビューで川上氏(119号)は、「タレントはマネージャーのずっと先を歩くようになり、自分自身で道を決めていく、ももクロはその段階に来ている」としている。その後、国立ライブ、映画「幕が上がる」の成功やテレビでの大活躍を見るに、川上氏がいうように、彼女達の力はこの1年で格段に成長している。マネージャーである川上氏の先の道をももクロがどんどん歩んでいるのだ。では、ここからももクロはどこに行くのであろうか?親の庇護を受けている段階では、子は本当の意味での成長しない。親から離れ、一人の人間として独立した時に、初めて得る力がある。ももクロもそろそろそうした段階に来ているのかもしれない。その時、これまでと全く違った魅力を持つ、新しいももクロが産まれるのではないだろうか?一人のモノノフとして、それを想像しただけで心が躍る。最後に、ももクロの魅力の核心とはなにか?という問いに答えてみたいと思う。それは一言でいえば、家族の「愛」である。それは単に実の親からの愛だけでない。メンバー間のお互いを支えあい思いやる家族のような愛。彼女達と一緒に必死に素晴らしいものを作ろうとする、ももクロファミリーであるスタッフ達の愛。彼女達をまるで自分の家族かのように思い、心の底から情熱を傾けて応援する我々モノノフの愛。これらすべての「愛」がももクロの魅力を作り上げているのだ。ただ、その核となるのが、やはり家族からの絶対的な「愛」である。その核があるからこそ、愛の連鎖が可能なのだ。言ってみれば、ももクロは、核爆弾のように「愛」の連鎖反応を起こさせ、回りを笑顔にしていく無限の力を持つアイドルの最終兵器なのかもしれない。この「愛」がある限り、彼女達の笑顔は止まらない!!

以上