あんにょん



母の入所準備が整いました。



いい具合に

母の物忘れが進み


いい具合に、糖尿病も管理され

体重もいい具合。


腰の骨折もいい具合に治り。



柔和な顔になった、

約11ヶ月ぶりに会った母。




👶🏻姫のアルバムと

手紙を書いて病院に送ったけれど


そのことも忘れていました。






入所先の土地名を聞いて


嬉しそうでした。



自宅に帰らず入所、という言葉には


戸惑いを見せる母でしたが、




一人だから頑張ってきたわ、私。

でも、仕方がないね。

一人は寂しいしね…と


言いました。




ケアマネさんも

施設の方々も

主治医も看護師さんも

リハビリの先生も


皆さんが

優しく見守ってくださっていた

退院カンファレンスでした。






実家に行って
布団を干したり、持ち物に記名したり

入所の準備をしました。




退院の日には
一度、母を

家に

すみ慣れた家に

連れて来ようと思っています。



家族で


大好きな家で
一緒にご飯を食べ

お墓参りをし

仏壇に手を合わせることにしました。



コロロンのため
もしかしたら

もう、母は戻って来れないかもしれない

皆んなで暮らした家。






いつか

こんな日が来ると

分かっていても

知っていても


まだ、実感がわきませんね。



でも

涙だけは、出てきます。



悲しいわけではなく


ただ
母のことが
大好きな自分に気づき


母にずっと
長生きしてほしい気持ちで
いっぱいです。




入所が、このタイミングなのかどうか


よく分かりませんでしたが、


今日


やっと



ちょうど良いタイミングに


ちょうど良い、塩梅で


母を、新しい家に送れると

思いました。





私には


母がいるところが




実家であり、故郷だから。





桜の美しさが眩しすぎる

一日でした。🌸




お母さん

ありがとう。