中学受験に足を踏み入れてまもない頃。

通塾に加え個別塾や家庭教師を併用している家庭を、どれだけ熱心なんだ!

どれだけ、必死なんだ!! そこまで必要?と思っていました。

でも。

中学受験が進むにつれ理解できるようになっていきました。

実際に周りにも併用している家庭はそれなりにいました。

 

  パターン1

なかなか大手塾で成績があがらない場合。

塾内でのテスト結果がなかなか成果がでない。

とくに算数。

親子だとどうしてもぶつかってしまいますよね。

そういったケースでは、4年生の秋くらいまではなんとか家庭で頑張って秋以降

算数を中心に個別や家庭教師を併用している家庭も周りにいました。

口をそろえて聞く感想としては。

通って成績があがったか。と言われればかわらない。。。

でも通っていなかったら今の成績を維持できていないかもしれない。

という感想をよく聞きます。

 

  パターン2

入試直前期に併用。

志望校合格にむけて。

大手塾では個々の学校の志望校対策がそこまで特化されていない場合もありますので

傾向にあった対策をお願いしたい場合。

どうしてもこの学校に入りたいと明確な場合に、成績は関係なく上位層も中位~下位層も併用している家庭はいました。

(塾の補講としては中位~下位層が多いと思います)

あとは直前期。

親も12月あたりから焦ってきます。

最後後悔はしたくない!!という思いから頼るケースも多々聞きます。

 

  パターン3

とにかく、子供が家庭学習をしない。

学習を促すとバトルになる場合。

個別に通っていればその時間は勉強時間を確保できるし、さぼれない。

といった場合の話もききました。

実際。能力があるのに勉強しない場合には成果があるのかもしれません。

知り合いにも塾に加え直前期にとにかくお金は惜しまないと個別に入れれるだけ入れたご家庭がありましたが、結果は第一志望に合格していました。

最後の駆け込み個別の力がとても大きかったように思います。

 

  我が家の併用成果は・・・

次男。なかなかマンスリーや組分け、合否判定模試でおもうような結果がでず。

5年生最初からずっと迷っていました。

経済的な問題も出てくるし、本来は塾のみでなんとかなるはずですし。

迷い続けていましたが。

直前期。最後に後悔したくない思いと焦る気持ち。

なんとかしたい気持ち。

周りも検討し始める家庭が増え始め・・・

6年11月~1月の直前期3ヶ月間お世話になりました。

当初は第一志望校対策としてと考えていました。

(サピックスでは次男の第一志望校に対する単独クラスがなかったので。)

通いだしてみると、算数で典型題でも失点してしまっているとのことで、

算数の基礎力強化でお世話になりました。

結果。

う~ん。。。

なんとも言えず。。。

併用したお陰で成績はあがったのか。 微妙・・・

でも通ったお陰で持ち偏差値よりも高い第三志望の学校に合格できたのかもしれないし。

これはもう、わかりませんね。

その家庭が納得できればいいのではないかと思います。

我が家としては、正直効果がすごくあったとも思いません。

ですが、結果として持ち偏差値よりすこし高い学校に合格できたという結果で

終われたので。

まぁ、少しは意味が合ったということにしておこう!

あの時期にじっとはしていられなかったし。

と言ったところです。

 

直前期のみ併用したお友達も同じようなことを言っていたので、

恐らくこんな感じの感想の方が多いのかもしれません。

 

  今となって少し思うこと・・・

一方長男。

SAPIXで困ることはなかったので、併用は考えたこともありませんでした。

長男が第一志望としていた早大学院。

過去問も合格点を公表していないし、立ち位置を把握したく、

早稲アカのNN学校別模試は毎回受験していました。

NN受講基準を満たしておりましたので、何度も早稲アカさんから

早大系には強いのでSAPIXと併用して1教科でも早稲アカで対策をした方がよい

とお誘いをうけました。

私も合格させてあげたかったので、併用する方向で考えていたのですが、体験授業を受けた長男の感想。

「サピと解法が違う時があるから、こんがらがる。

あとは何より、今までサピを信じて頑張ってきたから、最後までサピを信じる。

それでダメでも後悔はしない」

という感想だったので、受講はしませんでした。

わたしも、塾のみ困っていることもなかったので、迷いもしませんでした。

結果は不合格となってしまったのですが。。。

 

そこで。今少し思うこと。

長男自身が選んだ選択だったので、何の後悔もないのですが。

個別、家庭教師、他塾スポット受講。

成績に苦戦していて、なんとかしなければと悩み続けた次男タイプよりも。

塾のみで塾のことは完結できていた為、長男には併用を強く意識したことはありませんでしたが、第一志望に強い希望を持っていた長男に併用させてあげた方が、

吸収力も高く、効果はあったのかもしれません。

 

  経験から三男は。。。

 

では、双子兄達の経験から三男に迷うことがあったらどうするか。

今の考えなので先は変わるかもしれませんが。

今の結論としては、授業の補講の併用はしないと思います。

経済的にも限りがあります。

(お金の心配がないなら、塾の成績をあげたい。といった理由でも併用はすると思います。)

ですが、現実はそんなことはない我が家・・・

結局は本人の能力によるものが大きいと思います。

併用したからといって、大きく変わらない気もします。

 

ただ、直前期に。じっとしていられなくなったら、考えることはあるかもしれません・・・

 

難関志望校専門個別教室がすばらしい実績を出しているのは、

ものすごく納得です。

基本生徒は大手塾との併用だと思います。

そして、難関校を目指す能力、学力がある子達。

個別塾でも学習の吸収も高いのではないかと思います。

 

個別。

いろいろな併用の仕方があると思いますが。

共働きで忙しく親が見てあげられない場合。

塾の成績をあげたい場合。

塾のみでは定着できない場合。

直前期の志望校対策。

などなど。

いずれにせよ。

後悔が残らないようにするのが一番ですね。

 

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