昨日。現在5年生のお子さんがいるお友達と受験の話をしている中で
志望校選びの際の偏差値についての話題がありました。
「よく偏差値5くらい足りなくても受ける価値はあるよと聞くけど体験者としてそう思う??」と。
彼女に私が分析会や保護者会で聞いたことを、情報としてお話しました。
私も当初、勘違いをしていましので。
ブログにもあげておこうと思います。
偏差値表
80%合格 安全ライン
色々なところが出している偏差値表があります。
母集団によって、同じ学校でも偏差値はそれぞれちがってくるのですが・・・
偏差値表の偏差値は80%合格ラインの数字です。
(日能研はR4偏差値表)
志望する学校が偏差値表で偏差値50とします。
よく。50まであと少したりないんだよね。と思いがちなのですが。
50に届いてれば見込みがあるということではなくて、80%合格。
安全ラインということになりなります。
かつて私も、届いてない。足りない足りない。と思っていましたが、説明を受けて分かりました。
志望校を安全校にできるよう頑張りましょう!!ということですね。
50%ボーダーライン
偏差値5くらい足りなくても合格できる。
という言葉を耳によくすると思うのですが。
だいたい偏差値が5足りないくらいで志望校判定としては50%くらいとなるのです。
(日能研R4とR3偏差値表は5位のちがいだったかと思います。)
後に詳しく書きますが50%は最初。
50%の確率か。。と思うのですが、そうではなく。
実力的に50%はボーダーラインということです。
50%判定なら当日は合格ということ
当初。私も違った解釈をしていたので、説明会できいてそういうことか。。。
と思った事を覚えています。
合格率。
50%は実力的には足りている。
本番も模試当日と同じ力が出せて同じ点数だったら合格とういうことです。
しかし、少し間違えると合格には届かない。
では同じ実力が発揮できるか。 というところで50%ということです。
模試で同じ偏差値の人が受験すると、50%は合格し、50%は不合格というデーターとなるわけです。
では80%だとどうでしょう。
模試と同じ点数なら合格。もし仮に不得意な問題がでたり、ケアレスミスをしたりして点数をいくらか落としてしまってもカバーができ合格ラインにのる実力ということです。
なので、今の実力なら安全ラインです!ということになるのですね。
こちらも、模試で同じ偏差値の人が受験すると80%の人が合格というデーターとなります。
40%だと。。。
模試当日のちからだと合格ラインにない。ということです。
ですが、得意な問題がでたり、当日模試以上の力が発揮できる子がいます。
その子たちは合格となるわけですね。
同じ偏差値の人は受験すると5人に2人合格つまり40%の人が合格というデーターとなります。 不合格者の人数の方が多くなります。
60%だと。。
40%の逆となります。本来実力としては足りていたはずでも、当日の失点度合いによって5人中3人合格つまり60%の人が合格とうデーターとなります。
ですので、実力としては50%は足りているラインとなるわけです。
ですが、80%に近い方が当日のミスがあったとしてもカバーできる力ということなので、なるべく80%に近づくよう頑張る必要があるのです。
実際の体験談
長男 4校受験
第一志望 50~60%(模試によっては70%)
第二志望 80% → 進学先
第三志望 80%
第四志望 80%
第一志望 × 第二~第四 ○
次男 4校受験(複数回受験ありで9回受験)
第一志望 20~30%
第二志望 30~40%
第三志望 40%
第四志望 40% (複数回受験最終回にて合格。加点なし)→ 進学先
第五志望 80%
第一~第三 × 第四~第五 ○
塾のデーター分析は正しいと実感しました!!