わが家の息子は第一志望からの合格をいただくことができませんでした。

受け入れられない気持ち、信じられない気持ち、後悔、悔しさ、ショック、辛さ。

しばらく引きずりました。。。

その際に先輩方の体験談はとても励になりましたので、私のエピソードもどなたかのお役に立てればとおもいます。

 

新4年生から入塾した息子。

当初憧れの学校があり、受験を決意。

下位クラスよりスタートした息子でしたが、5年生夏あたりより、成績が上がり出し

当初の志望校のレベルに到達。

ワンランク上の早慶付属に目標を変えてみても良いかもという話になり、情報収集をし学校見学にも息子と行き、一つの学校に目標をシフトしました。

 

なんとなく気に入ったから始まり、6年にはさらに本人の志望度もまし、SSでの志望校別特訓では単独クラスが開講され同じ学校を目指す友達もたくさんでき、本人も絶対に合格したい!!と必死の努力を重ねるようになりました。

 

冬あたりからは、自ら少しの隙間も勉強するようになり。

お風呂は退屈だからと重大ニュースや暗記物を持ち込み。

ちょっとした隙間時間も時間かあれば何かを見る!

朝勉強に始まり、起きている時間は学校か塾か食事か勉強しているか。と言った生活を自ら頑張っていました。 

第一志望50%~70% 第二~第四志望80%

本人は

「俺は第一志望校に行くためにこんなに必死にやっているんだ。今の実力なら第二志望以下ならここまで掘り下げだ必死の勉強はいらない。俺行きたいし、行くから」

と私によく言っていました。

振り返ってみると、自分を鼓舞させていたのかもしれません。

今思い出しても目頭が熱くなります。

 

他塾の学校別模試の立ち位置も悪くなく。

親バカなのですが。

この子は私の子なんだろうか。と言うくらい、自ら受験勉強に励み、塾を楽しみ。

学校の仲良しの受験仲間と励ましあい。

そんな生活を送っていました。

もうこれ以上やれることはない!! 大丈夫だ。

と私も合格できるという気持ちが優っていました。

 

無事第2~4志望は全合格。

残るは一番発表が遅かった第一志望。

息子とクリック。 不合格の文字が・・・

「あ~。だめだっか仕方ない。」と声を帰るのが精一杯。

息子も一人になりたいだろうと、郵便受けを見に行ってみたり。。

 

男子だからか、泣くわけでもない。

「仕方ない。仕方ない。」と言い聞かせるように繰り返す息子。

その結果発表を見てすぐ通うことになる第二志望の学校へ手続きに行かなければならない。

第二志望は受験することを決めることになった当初の目標の学校だ。

「最初の夢は叶えたんだから立派だよ。えらいよ。」と励ましてみたり。

学校から「おめでとうございます。」の言葉とともに種類を受け取る息子。

「これが第一だったら。もっと嬉しかったな」とポツリ・・・

美味しいものでも食べて帰ろうと、息子とスイーツを贅沢に食べて帰りました。

すごく落ち込む様子を見せる訳でもないけど、ショックが伝わる。

それなら泣いてくれた方一緒に泣ける。

泣かない、落ち込んだ姿をみせまいとする健気な息子に胸が苦しくなった。

私は、お風呂で声を殺して泣きました。

 

そうは言っても息子は12歳の男子。

受験勉強からも開放され、学校から帰ってくると、今までできなかった分。

毎日毎日暗くなるまで友達を遊び。

ゲームも思う存分楽しみ。

受験勉強から開放された日常生活を謳歌する日々。

でも、やっぱり瞬間的にはショックをすれて楽しんでいるものの、やりきれない気持ち引きづっている様子を私は感じていました。

 

私自身も。何をしても楽しくない。

一人になり、お風呂に入れば毎日泣いてしまう。

自分自身への後悔も襲ってくる。

もう少し、発破をかければよかった。自分自身、合格できるだろう。となんで思ってしまったのか。。

4回目合否判定。算数のケアレスミス。本番は気をつけて。と軽く言ったけど、もっとしっかり注意すべきだった。あれもやってみるようアドバイスすればよかった。

キリがないくらい自分自身への後悔がとまりません。。

 

普段滅多に言い争いにならない息子でしたが。

ある日、学校から帰ってきて。

「受験する子はマナーを心得ているんだけど、受験しない子が、どこの学校にいく の?と聞いてくるんだよね。言いたくないから言わなかったけど」と。

心から吹っ切れない息子を見る日々。

私自身も引きづっている日々。

私自身も心がいっぱいいっぱいで。

「第一志望にうかってたら言うの?さらりと言っちゃえばいいじゃない。

 格好悪い。ダサい!!

 そんなに第二志望に気持ちが向かないなら、補欠合格の子に譲ってあげなよ!

 あなたが気乗りないまま行くなら、その子達は泣いて喜ぶよ!!」

と言ってしまった。。。

息子は

「かっこいいと思われるために受験勉強はしたことはない!!自分が行きたくて行きたくて必死にやってただけだ!遊びに行ってくる」

と言い残して出かけ言った。

帰宅後はお互い普通に接したのだけれど・・・

そんなこともありました。

 

毎日毎日、心が晴れない。

必死にがんばってきた息子に、心からのヤッター!!を体験させてあげたかった。

時折見え隠れする、息子の表情にも気づいてしまう。

辛い。

 

こんな気持ちはいつまで続くのだろうか・・・

4月通い出せば変わるのだろうか・・

毎日、お風呂でなく日々。。。

 

そんな私と息子でしたが。

3月制服が届き。

制服を着た姿をみると、立派に見え。

入学の準備をすると次第にほんの少し前向きになり。

あ~こうやって、どんどん前を向けるようになるんだと少しばかり実感できるようになったものの。まだやっぱり、息子に心からのヤッターを体験させてあげられなかった辛さは消えず。。。

 

入学式。

みんな必死に頑張ってきた子たちとお友達になり新たな人生か始まるのだと

また少し前向きになり。

 

そして5月も過ぎ。

息子が

「俺の学校さ、早慶ダメっだ子がめちゃくちゃいたわ。そんなもんなんだ。

みんなでダメだったよね~。って話になってさ。結構みんなそんなもんだんだ。」

と明るく私に言ってきました。

 

ただ私の見方が変わっただけなのだろうが、息子がその日から通うことになった学校に満足してるようにみえ、吹っ切れたように見え。

母親の私も息子の様子をみて、今までとは比べ物にならないくらい、ようやく前を向き出せた。

 

小学生よりテニススクールに通っていた息子。

第一志望校にはなかったので、合格したら違う部活に入る予定でした。

今お世話になっている学校にはテニス部があり、テニス部に入部。

そして秋。

「テニスがめちゃくちゃ楽しい。この学校の方がテニスも出来たし、こんなにテニスが楽しいことも知れたからよかったかも」

と言ってきました。

私は、息子の前で涙を流してしまいました。

今書いていても涙が溢れる。。。

これでよかったのかも。と心から思うことができました。

 

今でも、自分自身の後悔や悔しさも0になることはない。

ただ、お世話なっている学校は息子も私も大好きだ!!

息子も毎日楽しそうに通っている。

それを見る私も笑が溢れる。

そんな日常になった。

 

中学受験してよかった。と心から思います。

 

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中学受験。どの家庭にもどの親子にもドラマがありますよね。

ここまで実名で出版して良いのか?と思うほどに、リアルに書かれています。

共感できる実体験のお話でした。

一気読みしてしまいました。

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