「正直不動産 1巻」は主人公(NHKドラマだと山P)がアパート経営をすすめるところから話が始まりますが、本当の不動産屋はアパート経営なんてお勧めしませんw
今日は、アパート経営は本当に儲かる?
実話の成功例と失敗例6つご紹介します。
失敗例①
6年くらい前の話ですが、わたしかぼちゃの馬車物件を撮影したことがあります。そこは足立区の名前も聞いたことが無いような駅で徒歩15分のアパートでした。そこを民泊にするというので大改装したアパートを撮影しました。
女性専用で3畳くらいしかない部屋が10室。シングルベッドと幅60cmサイズの机。パイプ椅子。タンスは無くパイプハンガー。撮影しながら不謹慎ながら「修道院かよw」と思っていました。
シャワールームが2か所。トイレは一か所。みんなが集まるようなリビングとかはない。壁が薄く、ぶつかったらそのまた隣まで響くくらい…ドリフのセットかよwと思っていました。
周囲は住宅街で底辺高校や安いスーパーもあり、ちょっと怖い…それから数か月後にかぼちゃの馬車案件と知りました。その後民泊が規制されてしまい、今はどうなっているか知りません。
成功例①
新大塚駅徒歩1分に風呂なし・トイレ共同のおんぼろ(失礼)アパートが建っています。なんと家賃3万円です。
※写真はお話とは別のアパートです
見かけがホラーでエアコンも無い…地震が起きたら崩れそうなくらいおんぼろ(失礼)ですが、きちんと大家さんが手入れしているので家も丈夫だし、廊下や階段がこぎれいで清潔。16室あるそうですが、それだけで毎月50万円くらいに。
さらに店子がとても質が良く、女性や学校の先生までいます。そのため高齢の大家さんが無理なくアパート経営できるそうです。
失敗例②
とある都内の駅ですが、階段しかない4階建てのエレベータなしアパートがあります。そこは住居が3つしかないのですが、2・3Fは怪しい中国人。毎日5,6人が「何か」をスーツケースで運んでは数日滞在して帰るそうです…4Fは病んだ風俗嬢が在住。大家がよく取り立てに行って怒鳴っている声が周りに響くそうです。
エレベータなし辛いわ~
失敗例③
10年以上前ですが、大塚病院の前にあった30室のマンションの実話です。外国人が借りにくかった時代に、1人の中国人が住んだところから「ここは外国人がOKだ」となり、そのマンションは韓国人と中国人だらけに。
そしてまともな日本人が徐々に立ち退いてしまいました。最後は28室もこの2国で埋まったそうです。中国人と韓国人って仲が悪いのです。夜中の2時に乱闘騒ぎで廊下で血まみれ騒動。よくパトカーが来ていました。
ある日大家さん高齢でついに倒れてしまい、心労でお亡くなりに…息子さんはアパート経営やめて土地を売って今は戸建てが建っています。
成功例②
私の弟は37歳で子供3人いますがニートです。
彼は早いうちに父と3つマンションを買ったので1つは売ったお金で自宅を建てて、2つは貸し出しています。
2つとも駅徒歩10分圏内で学区が良い文教地区。
さらに貸し出した方が知人の紹介で入った公務員。
本当持つべきものは資産となる不動産ですわ…
失敗例④
大久保駅の話です。ユニットバスがやたらにんにく臭いと思ったら、なんとその家の風呂桶で韓国人留学生がキムチを漬けていたそうです!
唐辛子の素カプサイシンって取れないんですよ…
結局大家さんユニットバス全取換えで200万円の大赤字。絶対に韓国人は入れない!!と怒っていました。
終わりに
物件カメラマンしていると本当にいろいろな話を聞きます。しかも全部実話です。きりないので6話でやめておきます。
もし今アパート経営や民泊経営を考えているのなら、せめて次回書き出す5点をおさえていれば問題ないかと。相続や老後の資産として考えているなら、なにも良い話ばかりではありません。
このマンガ読んでみて下さい。(私はこれ読んで本格的なアパート経営は考え直しました…)