昨年から受講させていただいている「デザイン塾」も佳境となってきました、
建物の本質が現れるという「矩計図(かなばかりず)で考えるデザイン」の講議も二回目となり、丸谷さんのお得意とするデザイン論の本質を聞かせていただいたようでした。
第一回目の講義では「白井晟一氏」の資料や奥村氏の矩計図をもとに、建物の本質ともいえるデザインや建物の性能性格までもが、一枚の図面に表現されるとお話いただきました。
そして、先日の講義で印象に残ったのは、最後に丸谷さんが語った「建築家は建物だけをやってはいけない。向こう三軒両隣 街造りのノウハウを活かさなければならない。」
群としての家を作らねばならないという結論は、宮脇壇さんの事例を基にわかりやすく納得できるものでした。
矩図図の大切さは、建物の性能表示や透湿抵抗、構造設備 構造 仕上げ 雨仕舞いなどがすべてを一枚で表現したものです。
まさに建築家のすべてが出てくるのが、この図面です。
現在の住宅は、質が変わってきています。まさにお金が掛かった住宅なのです。
しかし、家というものがファッションなのか?デザインの価値観をしっかりと持たなければならないと喝破されておりました。
私たちも、このデザイン塾に皆で行かせてもらい、デザインというものの大切さを皆で話すようになりました。
来週は、招待講師の松井郁夫さん、そしてその次の講師は、我々木暮人倶楽部の会員でもある瀬野和弘さんです。
丸谷さんとは、また違ったデザイン論が聞けることでしょう。
しかし、矩計図ひとつで5時間もお話できるとは、本当にすごいです。