今年もありがとうございました。 | 国産材で家を建てる住宅メーカー

国産材で家を建てる住宅メーカー

国産材にこだわる日本で一番小さな住宅メーカーです。

今年も一年ありがとうございました。


今年は、様々なことがありました。長かったような短かったような不思議な一年でした。


今までの価値観が、がらがらと音を立てて崩れ去るような気分をも味わいました。


そんな中、節電と言う事も政府の政策ということもあるのでしょうが、パッシブ住宅への感心が一気に高まった年でもありました。


偶然か、パッシブ住宅の権威でもある丸谷先生の東京デザイン塾を受講する事ができ、とても面白く学ばせて頂いております。


途中から、コーディネーターの薄井と千葉が加わり、新建の皆様と楽しく学んでいます。


住居学などという学問があることも知らず、大学にも通ったことのない私は、ただのセミナーとは一味も二味もちがう実学の勉強にどんどんはまっています。


そして、ありがたいことに来年、実学の住宅を建てさせていただくことが決定し、丸谷先生の設計で工事を行うこととなりました。


ソーラーと土間の家の略称でもある「そらどまの家」です。


理論的には、ずいぶんと一から説明しなければならないため、来年の計画として、そらどま専門サイトを製作しようと思っています。


一人でも多くの方々へ正しい情報を知っていただくことが目的です。


スマートハウスの対極と思われているパッシブ住宅ですが、そんなことはありません。


ローテクVSハイテクではないのです。


日本人が昔から培われてきた努力の結晶でもある住宅をその地方の風土や気象条件に合わせながら、オーダーメードの住宅を造っていくことが大切です。


来年は、久しぶりの新築と相まって、パッシブ住宅の勉強を突き詰めて行きたいと思っています。


今年は本当に色々な方に援助して頂き感謝しております。


来るべき新年が皆様に取りまして輝ける年でありますように、ご祈念申し上げております。


どうか、来年も宜しくお願い致します。