学ぶことの大切さ。 | 国産材で家を建てる住宅メーカー

国産材で家を建てる住宅メーカー

国産材にこだわる日本で一番小さな住宅メーカーです。

現在、新建築家技術者集団さんの主催で「東京デザイン塾」へ通っています。


第一講座の「デザイン原論」は早くも終了し、第二講座の「呼吸する家のデザイン」が始まりました。


私が最も大好きな分野ですので、聞いていても大変面白いのです。


デザイン原論では???な部分も多く、危うく落ちこぼれそうになりましたが、この呼吸する家は、いま最も熱いパッシブな住宅のことについてですので、力が入ります。


通風や換気、断熱や気密などの初歩から総合化させていくカリキュラムは、とてもやり外を感じます。


講師である丸谷先生は、日本のパッシブソーラーシステムをつくり続けてきた建築家です。


京都議定書から14年経ち、日本は昨年までの二酸化炭素排出量削減から、今回の未曾有の東日本大震災という大災害で新たなエネルギー対策の転換を突然、余儀なくされてしまいました。


いままで、突っ走ってきたエネルギー政策は大転換しなければならなくなり、今後は日本全国どこの家でも「あたまを使った家」が重要になってきます。


ただのひとの入れ物ではなく、ただ長持ちすれば良いというわけにはいかなくなったのです。


戦後、住宅政策は数々の変遷を経てきました。


そして、数多くの尊い犠牲のうえに建築基準法は改正されてきました。


長期優良住宅やリフォームに対するエコポイントの政策にも見られるように段階を経てゆっくりとすすめてきたものが、ここへ来て急激にハンドルを切らなければならなくなりました。


大震災の教訓により、数多くの建築者たちにも様々な課題が突きつけられたのです。


エネルギー問題や液状化問題、そして根本の住宅を所有することの是非までが問われだしました。


住宅を取り巻く問題はもとより、都市の計画や日本の今後の進むべきグランドデザインをも考えていかなければならなくなりました。


それほどのパワーを感じざるを得ない衝撃でした。


今後、復興は10年計画で進んでいくものと思われます。


エネルギーの問題も一朝一夕にはいかないようです。おそらく私が60になってもまだ福島の原子炉は治まらないでしょう。


日本は、今後いばらの道を歩んでいかなければなりません。


そのなかでも住宅に携わる我々は、もっともっと勉強が必要です。


建築士を取得したころを思い出し、初心に帰って学んでいくこととします。