木への尊敬 | 国産材で家を建てる住宅メーカー

国産材で家を建てる住宅メーカー

国産材にこだわる日本で一番小さな住宅メーカーです。

古くからの民生林とは別に、国が奨励し、計画的に植林する山が国有林です。


現在では、助成や補助金に頼ってしまうことも多いといわれる山です。


それらの山とは別に、生活に密着していた「里山」と言われる山があります。


有名な「トトロの森」という宮崎駿さんの漫画があります。まさに、その「里山」を題材にした原作です。


妻の実家がある所沢は、今でも狭山丘陵には、トトロの森の舞台となった里山が少ないながらも保存されています。


近くの農家の方は、畑と同じ面積の里山を持ち、薪や肥料にと里山を利用してきたそうです。


東京近郊の里山は、通勤圏であるがゆえに開発され、どんどん切り開かれていきました。


色々な山にしろ、海にしろ全ては循環しています。


様々なものが絡み合い、お互いに良い影響を与えてきたのです。


その循環するものを断ったとき、循環の輪は止まります。


全てのものに「表」と「裏」があり、その二つの作用を5つの元素によって成り立っていくという思想があります。

「陰陽五行」といわれる考え方です。


陰と陽のはたらきは、木、火、土、金、水の五つの作用により循環しながら、お互いに作用していきます。


そして、八百万の神や仏が全てのものに宿るというシャーマニズムにも似た日本独自の思想により、これらの陰陽五行の考え方は、祭祀ばかりではなく、日本人の暮らしの中に深く浸透していきました。


特に「木」との関わりが深い日本人は、色々な場面で木を大事にし、活用してきました。


リフォームなどで超高層のマンションに伺ったときでも、近所の神社などのお札などを見かけます。

特に事務所の近くには深川不動尊と富岡八幡宮があるためどのお宅へうかがってもお札がある確率が高いです。


木に紙をまいただけのものもありますし、神宮大麻と言われる神棚に飾るお札もあります。


そのお札の中味はといえば、木が一本入っているだけです。


古くから、木をあがめ奉ってきた日本人は、木との付き合いを物理的な作用をも知りながら付き合ってきました。


立ち木をもあがめ、倒して材木になってからも、大工達は敬意を表します。


現場などでけっして材木を地べたに直接おく事とは無く、土足などで決して踏みつけたりしません。

大事に使えば、その思いを木は必ず返してくれるものだと言われます。


少なくとも私は、親方である父親からそう教わりました。


そこには、自分達への誇りと木への尊敬があると思うのです。


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