コストを下げる意味合いでも大きかったのが、「室内のオープンな間取り」です。
これは、間仕切りと呼ばれる壁を省略した方法ですが、大事なことは将来の可変に備えて構造から見直すというものです。
この住宅は、今から6年前に計画したものですが、現在、国の指針の200年住宅プランでも大きく取り上げられています。
家族は、10年単位で変化します。
小さかった御子さんも子供部屋という独立した部屋が必要になり、また10年経てば独立して出て行き、また10年経てばもしかしたら同居ということにもなりかねるのです。
家族の生活の変化に対応でき、そしてプライバシーをいかに確保できるかがポイントです。
木造住宅のよいところは、フレキシブルなところです。
昔から、日本人は和室と呼ばれる部屋を上手に使って来ました。
ハレの日やケと呼ばれる場合にもフレキシブルに対応したのです。
これは、極端ですが、自宅で葬式や結婚式までもできたということです。
今の生活パターンでは考えられませんが、古来から日本人は生活様式の中にフレキシブルに対応できる能力をい持っているのです。
家具などを上手に配置することによりリフォームをしなくとも十分対応できます。
グループ会社にリフォーム会社を持つ我々としては、自分で建てた住宅からリフォームのチャンスがなくなることは残念なのですが、致し方ないことです。。。
