家全体を構成する部分で一番の面積は壁と天井です。
当時、ちょうどシックハウスの問題が出始めました。ビニールクロスに含まれる化学物質に反応したのです。
大手メーカーを含めて当時は、ビニールクロスが主流でした、価格の安さと作業性にしやすさから重宝したのです。
私たちが提案させていただいたのは「アッシュライト」という塗り壁です。
1メートルあたりの金額はクロスの何倍もしますが、コストを抑える工夫を設計から見直しました。
それは、家全体を壁の部分を同じ材質にしました、そして、真壁工法にすることで塗る部分を限定したのです。
このことにより、左官業者と折衝し、家全体におけるコストを下げることになりました。
天井は左官ではなく、大工さんに任せました。
壁の材料は、今のリフォームや新築でも重要なテクスチャーです。
調湿作業や空気の浄化といった面でもとても大事です。
当時出たばかりの材料で、使用するのも躊躇したのですが、お客様の協力もあり採用させていただきました。
先日お邪魔させていただきましたが、とてもよい雰囲気になっていました。
