約20年前ほどからおつきあいいただいている静岡県の日東木材さんという材木屋さんがあります。
国産材の材料を扱う住宅メーカーとして様々な住宅をご提要させていただいてきた私どもにとりましては自慢の材木屋さんです。
斎藤会長とのお付き合いの中から、先進的な木造の工法がありました。
特許を取得しているロケット金物と集成材との組み合わせで建てる様々な建築工法は当時は先進的でした。
10年いや20年は先を読んでいたと思います。
私どももその工法で何件かのお客様の住宅を建築させていただきました。
どのお客様もその機密性お無垢の材木の素晴らしさを何年経過してもご満足いただいていると自負しております。
現在は、息子さんが社長となられ立派に経営なさっています。
この材木屋さんのある静岡県浜松市の北部は、天竜地方といい天竜材という日本でも有数の材木の産地です。
昔から江戸と大阪や京都などの交通の要衝として東海道は重要でした。
天竜川という交通手段もあるこの地域の材木は江戸のころから東京ではポピュラーな材木です。
同じ杉でも私どもで使用させていただいている和歌山や徳島の杉とは風合いも見た目も違うようです。
少しでも使用することで山は循環していきます。
サスティナブルな社会と最近ではよく聞きますが、私たち日本人は、昔から山を守り、山を育てて来ました。その山にお金が循環していません。
今、大手のメーカーが日本の山を買いこんでいるという噂をよく耳にします。実際、林業に携わる方からも聞きました。
100年先のことを考え、日本の未来を案じてということでは残念ながらないようです。中国の莫大な住宅需要の将来に投資としての意味合いが強いようです。
消費者としてのわれわれがしてきたより低価格な材木と構造材への軽視が招いた悪弊のようなものでしょうか。
小さなことからこつこつと始めてムーブメントになるかはわかりませんが、国産材への期待をこめてこれからも我々は、使い、お伝えしていきたいと思っております。